[E:note]これらかも「明るく楽しくいたい」という気持ちが、いろんな曲に込められていくと思うんですが、自分の作っている曲をどういう人に届けたいですか?
Nt6t2482 ハーモニ:この『Jump!』をは、フリースタイルスキー選手権に出る選手の皆さんに頑張ってほしくて作ったんですけど、それよりもいま夢や目標に頑張っている人たちに「もっと頑張ろう」とか、パワーになる曲を作りたくて。自分にとっての応援ソングでもあるんです。そして、皆さんにとっての応援ソングにしたかったんです。たとえば、走っているときにもう一周走れるような曲だったりとか。「もうちょいなんだよ!」とか、「あと一歩なんだから頑張ろうよ!」みたいな感じの、「よっしゃー!」みたいな曲を作りたかったんですよね(笑)。だから『Jump!』なんです。あと一歩踏み出せたら、絶対景色は変わるじゃないですか。その達成感があればまた違う自分に出会える、また次、とどんどん進んでいけるので、そういう気持ちを込めて作りました。
だから、たくさんの方、どんな方にも聞いていただける曲だと思います。

[E:note]なるほど。最近は、逆に「このままでいいんだよ」という雰囲気も多く感じられますが、ストレートに「もっと前に行ってみようよ」というのがかえって新鮮です。
ハーモニ:ありがとうございます。

[E:note]これから、ハーモニさんも20歳になり、25歳、30歳と歌手活動をつづけながら、ひとりの女性としても成長していくわけですが、理想の女性像というものはありますか。
ハーモニ:色気とかはすごく大事だと思うんですよ。年を重ねるうちに、大人になっていくわけですから。子供から大人になっていく過程の歌も書きたいと思いますし、大人になった色気のある曲も作りたいと思うんですけど、いつも考えてしまうのは、どんなときでもすれていたくないなって。純粋ないましかないじゃないですか。デビュー曲の『K.A.Z.E』っていうのは初恋の曲なんですね。本当に、自分で言うのもなんですがきれいな曲なんですよ。大人の恋というより、ピュアな曲なんですね。そういう、すれたくないなっていう。純粋さを残したまま色気がほしいなというか、まっすぐなラインは保っていたいなと思います。

[E:note]楽しみです。では、音楽のジャンルとしてはどうですか? 今回の曲は誰の耳にもなじむポップスですが
Nt6t2608 ハーモニ:ジャンル的には、ポップスをずっと歌っていたいんですけど、たまにジャズやブルースも歌いたいです。好きなアーティストはクリスティーナ・アギレラさんで、ちょっと強い、ちょっとロック的なR&Bなんですけど。うーん、難しいな。私本当にいつもナチュラルというか雰囲気でやっちゃうんですね、なんでも。だからなにか特定のジャンルで! と思ったことがないんですよ。
インスピレーションでやってしまうので。でも、ポップスはずっと歌っていたいなと思います。なんかうまく言えなくてすみません!

[E:note]いえいえ! では、最後にハーモニさんにとって歌うこととはなんでしょう?
ハーモニ:伝えることかな、と思います。メッセージ。歌の聴こえというか……うまさとかではなくて、その歌を通してメッセージを何か伝えたいと思うので、うん。メッセージを伝えていきたいと思うことが歌うことなのかな、と思いますね。せっかくいろんな方に聞いて頂くために作ったんだったら、いいもの、伝えられるものを残すべきなんじゃないかなって思います。お知らせっていうんですか?

[E:note]お知らせ? 街角の掲示板ですか(笑)
ハーモニ:お知らせじゃないか! あはは。

[E:note]思いを伝えるっていうことなんですかね。
ハーモニ:そうです! 思いです!
歌うことで、言葉には表せない何かを直感的に感じていただけたらなって思います。
そういうのってあるじゃないですか、心と心で伝わるもの。だからソウルを伝えていきたいなと思います。

Harmonyさんのインタビューは今回で終了です。
ご愛読ありがとうございました。

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