[E:note]それにしても、よくここまでキャラクターの違う3人が集まりましたよね。ALISA:よく、ほかの人から「そんなに一緒にいて同じにならないの?」って言われるんですけど、どんどん違う方向に行っちゃうよね。[E:note]たとえばMIKUさんは3人の中ではどういうポジションにいるんですか。MIKU:うるさい(笑)!YURIE:MCだからというわけでもないんですけど、誰とでも仲良くなれるんですよ(笑)。人と人の間に切り込んでいける、というか、そういうところでは本当に頼りになりますね。MIKU:良いこと言ってくれるじゃん![E:note]ALISAさんは自分は3人のなかでどういう存在だと思っているのかな。ALISA:どちらかというと、すごい空気を壊していく感じですね。[E:note]エ~ッ!? 空気を壊していくってどんな感じ(笑)。YURIE:メインボーカルなんで、ステージ上ではちゃんと真ん中に立ってしゃべるんです。[E:note]ステージでは?MIKU:ALISAはすごい愛情にあふれているんですね。人のことをすごく大事にするし、ライブでも一番集まってくれたみんなのことを考えている。で、それが歌に表現されるので、当然、メインボーカルになりますよね。ただ……。ALISA:ただ(笑)!?MIKU:ただ、もともとの性格がものすごく天然というか、アホっていうか(笑)、エ~ッ!ってことが多いんですよ。ALISA:超ドB型~な性格で、人が超やる気のときにめちゃくちゃやる気ない、あの血液型のCMどおりなんですよ、私。人がこう言ったら逆にこっちだ!みたいな。MIKU:逆に、私やYURIEがすぐ、一つのことを突き詰めて考えすぎで、マジメなんですよ。そうなりすぎたときにALISAがほぐしてくれるんです。ALISA:でも、イラッてするでしょ?YURIE:MIKUが一人ひとりにメッセージを直球で伝えていくタイプだったら、ALIはなんかその空間を包み込むんですね。[E:note]じゃあ、YURIEちゃんのことはほかの2人はどう思いますか。ALISA:私はマジメじゃないので、音楽に対してすごく突き詰めている感じのYURIEに頼っちゃうんですよね。ふだん話しているときも冷静に周りを見て、重要なことが抜けていたらきちんと言ってくれる。年は1つ下なのにすごく頼っています。MIKU:私たちが出会った当時は、年齢1つ差が大きかったんですよ。YURIE:中学生と小学生に分かれているときもありましたしね。MIKU:最初はYURIEも私たちのことを年上、という感じで見ていたし、私も彼女ともっと仲良くしたいんだけどうまくそれが表現できなくて。音楽のことで好きなものも原点も一緒だからぜったい合うのはわかっていても、なんかうまくできなかった時期はあるんですよ。だけどそれは、時間が解決してくれましたね、同じだけ笑って泣いてきたので。どんどん絆が深まるほど年も関係ないし、YURIEが持っているもので、1つのことに対してのすごくストレートにぶつかっていく感じ、集中力はすごい。ま、それはYURIEが興味を持っているものだけに関してのことで、興味のないことにはまったくなので、その差がまたすごいんですけどね(笑)。いまのYA-KYIMにとって彼女は必要不可欠ですね。YURIEは音楽担当なんですよ、トラックとか曲を作る上で、時代の流れとうちらのスタイルを考えながらうまく方向性を決めていってくれるのはYURIEがメインなので、そういう意味では頼りになります。YURIE:2人が表だったら、私は裏だと思っていますから。MIKU:その控え目っぽいところがYURIEだなっていう。[E:note]ダンス担当は誰が?MIKU:ダンスもYURIEですね。歌詞の世界観やステージ上でみんなに伝えるっていうのはやっぱりALISAの役割が大きい。ALISA:MCと歌は同じといえばそうだけど、違うんですよ。MIKUとALISAの両方の伝え方でメッセージを届けられるから、私たちが思っていることをけっこう幅広く伝えられるんじゃないかなって思います。[E:clip]幼いころから長い年月をともに過ごしてきたメンバーだからこその、相手を深く理解した言葉が印象的ですね。明日はさらに、さらに、彼女たちの内面に迫ります[E:karaoke][E:note]ヤキームオフィシャルHP:http://ya-kyim.com