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ダンス、歌、演技と、幅広い活躍をする中河内雅貴が企画・原案の担当をした舞台「4STRIKE」が10月に上演される。

夢を忘れたアラサー3人が夢を持てない19歳の少年と出会い、バンドを組むことによって新たな夢を追い求めるストーリーだ。舞台上でバンド演奏もあり、出演者全員が初めて手にする楽器を実際に演奏。そして、舞台と連動し、バンド「4STRIKE」としてのサントラ盤CDリリースも決定!

出演者は、中河内雅貴、佐藤永典、藤原祐規、RUN&GUNの宮下雄也の個性派揃い。メンバー間の感想や、初めて手にする楽器について、舞台へかける想いなど、さまざまな角度から話してもらった「4STRIKE」のインタビューをどうぞ!

舞台「4STRIKE」
<東京公演>10月10日~10月20日 新宿FACE
<大阪公演>10月23日~10月24日 心斎橋BIGCAT
<オフィシャルサイト>http://www.4strike.net/index.html
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<プレイガイド情報>
【東京公演】 10月10日(水)~20日(土)
・チケットぴあ 【Pコード 422-649】
TEL:0570-02-9999
http://t.pia.jp/
・ローソンチケット 【Lコード 36556】
TEL:0570-084-003
http://l-tike.com/
・イープラス
http://eplus.jp
・Confettiオンラインチケット
http://confetti-web.com/
TEL:0120-240-540

【大阪公演】 10月23日(火)~24日(水)
・チケットぴあ 【Pコード 422-932】
TEL:0570-02-9999
http://t.pia.jp/
・ローソンチケット 【Lコード 59688】
TEL:0570-084-005
http://l-tike.com/
・イープラス
http://eplus.jp
・Confettiオンラインチケット
http://confetti-web.com/
TEL:0120-240-540
・公演に関する問い合わせ 03‐5665‐7628(受付時間:10時~17時半 ※月~金曜日)

※9月26日にソニー・ミュージックダイレクトより
DVD付きミニアルバム「4STRIKE」がリリース。
9月29日(土)サンシャインシティ噴水広場にてCDリリースイベント開催!
詳しくはこちらを! →http://www.animate.co.jp/event/event_e201209294strike/

なかがうち・まさたか★85年8月23日生まれ。広島県出身。06年ミュージカル『テニスの王子様』に出演。ダンスレベルの高さと絶妙なキャラクター演技が評価される。その後、ミュージカル等の舞台をはじめ、TVドラマや映画にも多数出演。

さとう・ひさのり★90年2月14日生まれ。埼玉県出身。08年『ミュージカル・テニスの王子様』でデビュー。テレビ番組『ビットワールド』(NHK教育)、主演映画『君へのメロディー』『ライトノベルの楽しい書き方』などに出演。

ふじわら・ゆうき★81年4月24日生まれ。三重県出身。02年より俳優、声優として活動開始。おもな出演作にミュージカル「テニスの王子様 in
winter side 不動峰」、舞台「マグダラなマリア」、テレビアニメ「しろくまカフェ」、「家庭教師ヒットマンREBORN!」などがある。

みやした・ゆうや★85年9月3日生まれ。大阪府出身。01年にRUN&GUNを結成。CDデビューをする。その後、俳優・声優として活躍中。おもな出演作に、映画「電人ザボーガー」・舞台「戦国BASARA3」などがある。

 

――稽古は始まっているんでしょうか?
中河内「9月から始まってますが、レコーディングとPV撮影はすでに終わっています。」

――中河内さんが企画・原案ということですが、『アラサー男性3人』という設定が面白いと思いました。『アラサー女子3人』はありがちですけども、男性はなかなか聞きませんよね。どういうところからヒントを得たのか教えてください。
image中河内「自分や周囲の人を見回してみて、そこからいろいろと膨らませて脚本に盛り込んでもらいました。自立できている人がいたり、そうでない人がいたり、そういう人たちを描きたいと思って」
   
――アラサー男性3人のなかに、19歳の男の子を登場させた理由は?
中河内「平凡な毎日を生きている大人をちょっと見下しているというか、突き放している設定が好きなんです。僕自体がそういう若い頃を送っていて、公務員をしている親父がちょっと理解できなかったり……。それを19歳の男の子に投影してみました」

――キャスティングにも中河内さんの意見がかなり反映されているんですか?
中河内「はい、そうです。それぞれの性格を役柄にも織り交ぜています」

――過去に皆さん共演されたことはあるんでしょうか。
中河内「それぞれが、違う仕事では共演していますね」
佐藤「僕は皆さんと共演経験があります」
藤原「僕も共演していたり、知り合いであったり。PV撮影やレコーディングをしていて、面白くなりそうな気がしています」

――役柄の設定が、ニートや既婚者とバラエティに富んでいますよね。まずは19歳のAKIを演じる佐藤さん、役柄との共通点はどういうところですか?
佐藤「中河内さんからは普段の僕のままで演じてとは言われているんですけど……」
中河内「彼が大人を見下しているというわけではなくて、わりと普段から自分の意見をはっきり言えるタイプ。そういうところはアキに似ているなと」
佐藤「あ、そうなんですね。でも、最近、22歳になり大人になったので、少しゴマをすることを覚えたんですけど」
中河内「あははは(笑)」
佐藤「でも、確かに、雰囲気は似ているかなと思います。個人的にはバンドに憧れがあったので、嬉しいです。レコーディングやPV撮影も初めての経験だったので楽しかったですね」

――RIKU役の藤原さん、役柄との共通点はありますか?
image藤原「RIKUは既婚者のエリートサラリーマンなので、共通点はほとんどないです(笑)。強いて言えば、仕事に一生懸命なところが似ているかなと。一番年上の役なので、そこも共通点ですね。まったく経験したことのないタイプの役なので、挑戦していきたいです。エリートがなぜバンドマンになるのか、っていうのが、気になるところですよね」

――中河内さんが演じるTAKASHIはどんな性格なんでしょう?
中河内「ほかの皆を引っ張っていくタイプというよりは、突っ走るタイプで、周りを巻き込んでいく。勢いで生きている。熱い。ちょっと自分と似ているところが多いですね」

――今日は、宮下さん、ほかのお仕事で欠席していますが、宮下さん演じるKENTAはどんな役?
中河内「オタクです。部屋からあまり出たことのないような。宮下さん自身はオタクではないけど、趣味に凝っているところが役柄と似ているかも。興味を持ったものには貪欲なところとか」
藤原「そうそう。知らない漫画はないんじゃない?っていうくらい漫画を見ている。神話にも詳しかったり(笑)」

――それぞれ皆さんにどういう印象があるかお聞かせください。まず、佐藤さんにどういう印象をもっていますか?
中河内「若いのにしっかりしている。それと舞台を見ることが大好きで、ちゃんとお金を払って、劇場まで足を運んでいってしっかり勉強している。あと、面白いかな」
藤原「独特の物の感じ方をしていると思います。共演したときにそれをすごく感じましたね。あと、すごく個性があるなと」

――佐藤さん、そうみたいですよ。。
佐藤「そうなんですね(笑)」

――では藤原さんにはどういう印象をお持ちですか?
image中河内「なんでもできる、器用な人だなと」
藤原「そういうの本当にやめてほしい(笑)。なんにもできないですから!」
中河内「お芝居も歌もダンスもできますし、さすが役者だなと」
佐藤「でも、意外に陰では、いろいろと努力してそうなイメージです」

――藤原さん、おふたりの話を聞いての感想を。
藤原「自分で自分がそんなに器用にこなせるタイプだとは思っていないので、とにかく反復練習はしていますね。苦手なセリフはとことんやりますし」
佐藤「あと、周りをすごく見ている気がする。共演したときにそう思いました」

――4人のなかでお兄さん的な存在でしょうか。
藤原「物語でもそうなので、それが出せればいいなと思いますね」

――では、中河内さんのことをお2人はどう思われていますか?
藤原「熱い人ですね」
佐藤「でも、嫌味な熱さでないところがいい」
藤原「舞台『テニスの王子様』で共演した時に、彼のチームはすごく練習していて、それを率いていたのが彼だったので、すごく熱い人なんだろうと思いました。見た目で、勝手にちゃらついているイメージがそれまではあったんですけど、まったく違いましたね」

――中河内さん、こういう意見が出ましたが、ご感想は?
中河内「間違いではないですけど、自分の心のままに生きているだけです。仕事を楽しんで、それに乗ってきてくれる周りの人を巻き込んで、いっしょに楽しく過ごせれば、と。それでいろいろ企画するようになったんです」

――ところで、物語はバンドの話ということで、皆さん、初めて手にする楽器に挑戦するということですが。
image中河内「現在、練習中です」

――佐藤さんはキーボードに初挑戦ですよね。
佐藤「はい。もともと僕はピアノをしていて、両手でも弾けるんですけど、周りの人とあわせて演奏するという経験はまったくなくて、PV撮影の時に難しいだろうなと思いました」

――藤原さんはベースですが。
藤原「ギターを以前少しさわったぐらいで、ベース経験はゼロです。ベースは音をキープしないといけない。そういうことがすごく難しいなと。今、すごく不安です。かなりヤバいです(笑)。これから個人的にレッスンしてどんどんやっていかないと」

――ボーカルとギターの中河内さんは?
中河内「ギター経験はほぼゼロですね。歌うことはやっていましたけど。ちょっといま大変です(笑)」
藤原「弾きながら歌うっていうのが大変そう」
中河内「弾きながら歌うのも初めてなので」

――ボーカルとギターって、バンドでは目立つので大変でしょうね。
image中河内「なんでそんなプレッシャーをかけるんですか(笑)。ま、でも、大変なのは当然で、うまい人を呼ぼうと思えばそれも出来たんですけど、それでは面白くない。できない奴らが必死になってやることに意味があると思っているので。ヘタクソでも、うまくない奴らが必死こいてやっているほうが心に響くし、残る。下手なのに頑張っているのがかっこいいなと思っているので、それを出せたらいいなと思います」

――「4STRIKE」としてCDもリリースするんですよね!?
中河内「舞台が始まる頃か少し前にリリースするかもしれません」

――では、4STRIKEとしてライブもあるかもしれない!?
中河内「どうでしょう。なんとも言えないですけど、もしかしたらあるかもしれないですね」
藤原「えーっ!」

――企画・原案の中河内さんにお聞きします。この舞台の魅力や見どころはどういうところにありますか?
中河内「芝居が8割なので、いいチームワークを見せたいのと、あとは、演奏ですね。この4人が集まったというのが一番の見どころではあるんですね」

――では、10月10日からの舞台への意気込みを一人ずつお願いします。
image佐藤「いま、熱い想いがありまして、負けずにやりきりたいと思います。バンドもお芝居も、一番年下なので、全力でぶつかっていきたいです。個人的にはバンドが楽しみです。バンドマンになったらもてるというイメージがあったので(笑)。新しい自分を出せるよう、頑張りたいと思います。」
藤原「共演する3人が、すごく好きなタイプの役者なので、頑張らないといけないと思っています。前に占い師さんに今年の10月にやりがいのある仕事が入ると言われていて、この舞台のことかなと。だから頑張らないといけないですね」
中河内「このメンバー、そして、念願だった演出家と脚本家の方と一緒に仕事ができることが嬉しいですし、この作品を楽しんでもらえばいいなと。そのために芝居と演奏を頑張って、成功を収めたいと思っています。このメンバーで第2弾があるかもしれませんからね。そういう意気込みでやっていきたいです」

――では最後に中河内さん、作品のPRでしめくくってください!
中河内「実力を兼ね備えた俳優を呼んでいるので、見応えのある芝居を届けられると思いますし、演奏も手ごたえを感じているので、お客さんに元気やパワー、何か、心の力を与えられる舞台にしたいなと思います」

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