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さわやかなルックスで園芸をたしなみ、『ガーデニング王子』『園芸王子』と呼ばれ、『趣味の園芸』(NHKEテレ)では、MCを11年より務めているD-BOYSの三上真史。
このたび、D-BOYSによる舞台・Dステ14作品を収録したDVD-BOXが発売されることになった。

みかみ・まさし★

83年6月20日生まれ、新潟県出身。07年にD-BOYSに加入。おもな出演作に、TVドラマ『轟轟戦隊ボウケンジャー』(テレビ朝日
系)、『歳末明治座 る・フェア ~年末だよ!みんな集合!!~』(13年)などがある。5月3日より上演される舞台『僕等の図書室3』に出演予定。

DVD-BOX『D-BOYS 10th Anniversary DステDVD-BOX』

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3月19日リリース
本体価格/38,000円+税
発売元/ポニーキャニオン

 

――D-BOYS結成が10周年を迎え、これまでのDステ(舞台)の14作品を収録したDVD-BOXが発売されますが、三上さんはD-BOYSに加入されてどれくらいなのでしょうか。
「7年目です。古株のほうです。今回結成10年を迎えたわけですが、Dステを少しずつ認知していただいて、これまでの集大成としてこのようなBOXができたので、ここから気持ちを新たにしていかなければという思いでいます」

――三上さんにとってDステはどのような存在なのでしょう。
「僕にとって原点です。舞台のいろいろなことを叩きこまれ、イロハを教えてもらいました。14作品のうち、僕が出演しているのは、5、6作品ですが、原点であると共に、自分の進化を試されている場でもあるような気がします。Dステを経て、ほかの舞台にもたくさん出させていただきました。明治座で座長を2度ほど務めさせていただいたのは大きな経験となりました」

――『クールの誕生』という作品で三上さんは主演を務めていますよね。サラリーマンの物語ということですが。
「この作品が、Dステのある種の分岐点であったように思えます。この作品で、脚本家の方が、初めて出演者全員に当て書き(出演者の役者をイメージしながら台本が書くこと)をしてくださって、本当に嬉しかったです。その時に、役作りを含めて、ローソンの新浪剛史社長と対談をさせていただきまして、サラリーマンとは何か? というお話をさせていただきました」

――どのようなお話をされたのでしょうか?
「いろいろな話の中で特に印象に残った話は、逆Tの字のススメというものです。逆Tの真ん中の棒が本業で、僕の場合は役者ですよね。ほとんどの人は、その、棒の部分を伸ばすことばかり考えるけれど、そうするといつか倒れてしまう。下の棒の部分を伸ばしていくようにすると、おのずと、バランスを保つようになっていくんだと。本業とは別のことも伸ばす。それをやるべきなんだよと社長はおっしゃっていて、それを聞いて、目から鱗が落ちました」

――三上さんの場合は、逆Tの下の棒の部分が園芸にあたるんですよね!?
「そうなんです。それまでガーデニングに関することはブログにたまに書くぐらいで、あまり周りには言ってなかった。でも、その頃に社長にお会いして、ガーデニングが好きだということをもっと発信していこうと思うようになりました」

――三上さんが思う、園芸の魅力とは。
image「没頭できますし、集中力も高まる。母親がガーデニングが趣味で、僕は小さい頃からそれをよく手伝っていたんです。それがあって、自然に身についていきました。上京してからはベランダで何か育てたいとなって、ブログにその様子を書くようになって」

――今では、ガーデニング王子、園芸王子と呼ばれているわけですが。
「ガーデンコーディネーターの資格も持っています。花は裏切らないですから(笑)。最初は、じゃがいもなどの食べるものをつくっていました。初心者の方には、多肉植物がおすすめですね。サボテンとか。水やりも一カ月に一回で済みますし。あとはローズマリーなどハーブ系もおすすめです。肉を焼くときにローズマリーをいれるといい香りがつきます。ハーブ系は料理に使えるので万能です」

――今は寒い時期なので、自宅のベランダも寂しい状況なのでは?
「そうですね。ただ、菊系とか、球根のアイリスとかなら今の時期でも育ちます。花が咲いているのを見るとやはり癒されますよね。ガーデニングについて話すと2時間は止まりません(笑)」

――ガーデニングについていろいろとお聞きしたのですが、時間もあるのでこのあたりで止めておきますね。では、最後に、DVD-BOXの楽しみ方をぜひ教えてください。
「順番通りに観ていただくのがおすすめですね。もしくは遡るか。なにせ皆が若いので。芝居のほうも成長しているなと思っていただけたら嬉しいです!」

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