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登場するのが若手のイケメン俳優という舞台が、ここ数年人気だ。その先駆け的存在としてあげられるのが通称『テニミュ』こと、ミュージカル『テニスの王子様』だろう。平田裕一郎も『テニミュ』出身。テニミュ卒業後は、舞台を中心に活躍を続け、5月より上演される『ママと僕たち』シリーズ第2弾では、なんと、1歳3か月の赤ちゃんに扮するのだとか!?

ひらた・ゆういちろう☆

86年4月27日生まれ、長崎県出身。07年にミュージカル『テニスの王子様』で、青学4代目海堂薫役でデビュー。これまでの出演
作品に、TVドラマ『私のホストちゃん~しちにんのホスト~』(テレビ朝日系)、舞台『銀河英雄伝説第四章後篇激突』(13年)、映画『テコンドー
魂~Rebirth~』(14年)などがある。

舞台『ママと僕たち~おべんきょイヤイヤBABYS~』

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5月2日(金)~11日(日)
アイアシアタートーキョー
公演に関する問い合わせ:03-3715-5624(ネルケプランニング:平日11:00~18:00)

――台本を読んだあとの感想をまずお聞かせください。
「ありえない設定の話ではあるけれど、観た人が、帰るころには笑顔になれるだろう作品だなと思いました。子供の大切さ、子供の愛らしさ、結婚についてなど、素敵なメッセージがたくさん詰まっているなと。昨年の第1弾が好評だっただけに、プレッシャーを感じています」

――本作が初主演になりますね。
「出演者全員が主演という認識でいて、主演ということをあまり意識していません。主演より、座長ということのほうが大事だと思っています。これまでは年上の方と共演させていただくことが多かったんですけれども、今回は自分が引っ張っていく立場に。稽古も含めて約一か月の関係になりますから、まとめ役として、スタッフや出演者の雰囲気をよくしていかなければと責任を感じています。座長を任せてよかったなと思ってもらえたら嬉しいですね。人間的にも成長したいです」

――今回の役どころを教えてください。
「僕は1歳3か月の赤ちゃんで、1歳5か月の先輩をすごく慕っているけれども、1歳10か月の人をあまり尊敬しておらず、ため口を聞いているという役です。頼りないお母さんを見守っている、お母さんが大好きな赤ちゃんです」

――設定が面白いですね。その1歳3か月の赤ちゃんと平田さんの共通点はありますか?
「脚本家の村上さんはアテ書きすることが多いので、ほぼ同じです。人が好きで、明るくて、でも、単純だから話していてボロが出るとか(笑)」

――1歳3か月ということは、赤ちゃん言葉も話すのでしょうか?
「ところどころあります。バブバブぽんというダンスもあるんですよ。歌や踊りがもりだくさんです」

――ところで、平田さんはもともと芸能志望だったのですか。
「お母さんが映画好きで、その影響もあって、幼稚園に行かずに映画を観ているような子供でした。ですから、小さい頃から芸能の世界に漠然と憧れをもっていました。でも、長崎にいると、どうやって芸能界を目指していいのか分からなくて。二十歳まで長崎でバンドをしていて辞めて、ある先輩から、東京にある料理屋さんを紹介してもらって、そこで板前として働きながら芸能界を目指すことになりました」

――ということは、前職は板前さん?
「そうですね。料理は得意です。たまにイベントのお仕事で腕前を披露することもあります」

――板前から芸能界へ入ったのはどのように経緯なのでしょう?
「板前の世界も厳しいですから、しだいに、『自分は何を目指して上京してきたんだろう』と思うようになってしまって。それで、板前を辞めることにして、その最終日に、舞台のプロデューサーから声を掛けてもらいました。そこからとんとん拍子に話が進んでいきました」

――俳優として、今後の抱負をお聞かせください。
「とにかく自分のことを知ってもらうのが一番です。今は舞台を中心に活動をしていますが、長崎出身なので、地元の人になかなか自分の舞台を観てもらう機会がない。だからもっと頑張って、舞台はもちろんのこと、映画やテレビにも出て、地元の人たちに自分の姿を見てもらいたいです。長崎といえば福山雅治さん。歌もお芝居をやられていて、僕から見たら神様みたいな存在です」

――舞台の魅力をどういうところに感じていますか。
「生の熱量がダイレクトに伝わるのは舞台ならではですし、失敗も許されない。カーテンコールで、お客さんの顔を見たときは、やっぱり舞台をやっていてよかったなと思いますね」

――では最後に、作品のPRをお願いします。
「育児放棄や虐待など痛ましいニュースを耳にすることが多い昨今ですが、子供の弱さ、赤ちゃんのかわいさなど、たくさんのメッセージが詰まっている舞台ですので、多くの女性に見ていただきたいです!」