image
人気うどん店を営むおしどり夫婦に、隠し子騒動が!
大阪・新歌舞伎座の新春特別公演は、中村美律子・中条きよしの名コンビが6年ぶりに復活。心がほっこりする人情喜劇で初春を盛り上げる。
「夫婦って、いっしょにいるのによくわからない。誤解したりケンカしたり、それで、またお互いを思いあうものですよね。このお芝居では、子のない夫婦の前に子供が現れ、夫婦の心が揺れます。美律ちゃんは、とにかく明るい。芝居の間がいいし、共演して楽しいですよ。正月ですから、お客さんには思い切り泣いて笑っていただきたいですね」
クールな〝仕事人〞役で知られる中条きよしだが、この役は二枚目半。実際にうどんは好物とのことで、役柄にはぴったりだが、ひとつ弱点が。
「僕は京都が生活の場で、だしの効いた関西うどんが大好きなんですが、昔からねぎが苦手で。刻むと香りがきつくなるから、できれば切らずに1本、丸ごと入れたいくらいです(笑)」
仕事人も、ねぎには弱かった……。公演第二部のショーでは、ふたりが『うそ』『理由(わけ)』など、おなじみのヒット曲、名曲の数々を歌い上げる。
「僕は、どの歌もほかの人にはマネのできない〝中条節〞で歌います。昭和の名曲を、僕らが歌うとどうなるか。芝居仕立ての趣向など、アイデアもいろいろ用意しています」
中条節といえば、男の色気の代名詞。本人の考える「男の色気」とは?
「僕に男の色気なんて、まったくないですよ。歌の内容から、遊んでるんだろうとか、毎晩、女性のいる店で飲んでるんだろうとか、想像されるだけ。週刊誌にもずいぶん書かれた記憶が……(笑)。でも、本来が甘党だし、男同士の付き合いのほうが断然、楽だと思っちゃう。私生活は超真面目ですよ。だいたい色気って、自分で出そうとするものじゃなく、相手が自然に感じるもの。だから『色気とはこれ』とは言えないです」
時間があればジムに通い、健康的な毎日だという。
「もうすぐ3歳になる孫は、僕を『ボス』って呼んでます。おじいちゃんと思ってないんじゃないかな。僕は、仕事もゴルフも、孫と遊ぶのも全力投球。とくに舞台は映像と違って、NGを出したらもう1回、ということができない。緊張感の中、プロとしてしっかりできているか。いつもチェックしてます。そのうえで、やると決めたら、なんでも楽しくやろうと思う。それが、元気でいられる秘訣だね」
 

なかじょう・きよし

’46年3月4日生まれ、岐阜県出身。’74年、『うそ』が150万枚を超えるヒットを記録し、その後も『うすなさけ』『理由』などのヒット曲を連発。’81年には、『新・必殺仕事人』(テレビ朝日系)に「三味線屋の勇次」役で出演、俳優としての人気も不動のものにする。最新曲『グッバイ ラブをあなたに』が、ホリデージャパンより発売中。

舞台『中村美律子新春特別公演』

’14年1月3日(金)~28日(火)、大阪・新歌舞伎座にて。問い合わせは新歌舞伎座テレホン予約センター(06-7730-2222)まで