「『暮らしの手帳』を創刊した大橋鎭子さんの自伝『「暮らしの手帳」とわたし』(暮らしの手帳社)を読んで、大橋さんの人生に触れて、僕がいちばん引っかかったのは、彼女が10歳のときに父を亡くして、しかも喪主をつとめたエピソード。これに着想を得て、幼くして父と死別して、父親の役割を担っていくヒロインはどうだろうか。これは現代のシングルマザーやシングルファザーに通じるものがあるん...

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