「東山さんの付き人時代、靴を置くときも、履く人の気持ちを考えて、ふつうにそろえて置くよりも、ちょっと開いていたほうが履きやすいだろうな、とか。そういうことを考えてたら、苦じゃなくなったというか、どんどん楽しくなってきたんですよ」
そう語るのは、昨年デビュー20周年を迎えたV6の坂本昌行さん(44)。V6のリーダーであり、ミュージカルや番組の料理コーナーで活躍する彼だが、挫折を味わい20歳を境に事務所を辞め、一時期は旅行会社に就職したことも。そんな坂本さんが、ジャニーズJr.時代の下積み秘話を語ってくれました。
【一時期、SMAPメンバーだった】
「『来ちゃいなよ』と言われて行ったら、SMAPとして取材で。すごい早くデビューできるんじゃないか、と思ったら、次号からいなくなっているっていう(笑)。いろいろグループがありましたが、名前をもらえたら、期待せずにはいられないというか、大きなことでした」
【キャッチャーとして事務所に復帰!】
「事務所に戻りたいと伝えたら、『野球大会のキャッチャーがあるからおいでよ』と連絡がありました。そこから僕の野球人生が始まるんですよ。これが年に1回の仕事だったこともありましたが、ジャニーズの一員に戻れるなら顔がわからなくてもいい!と(笑)」
【復帰を手助けしたのは国分太一!】
「僕の恩人の1人なんですけど。事務所をやめて、戻りたいと決めたときに、国分太一くんに電話して、『ジャニーズに戻りたいんだけど、話してもらえないかな?』と。そこから、太一くんがジャニーさんに話してくれて。すぐにジャニーさんから電話をもらいました」
【東山紀之の付き人をやっていた!】
「ある日、事務所から『東山の付き人をやってみないか』って言われて、1年半くらい付いていました。表舞台に出られないもどかしさやジレンマが絶対にあると思っていたんですけど、いままでにないことがたくさん勉強できました」