「脚本・演出の鈴木聡さん、音楽の佐山雅弘さんとの関係性はずっと続けていきたいと思っていたので、ようやく実現できてうれしいですね」

 

’12年、’14年、’16年の3度、パルコ劇場で上演された稲垣吾郎主演の『恋と音楽』シリーズ。ファンにはおなじみのこのミュージカルと同じクリエーターたちによる『FREE TIME,SHOW TIME「君の輝く夜に」』が8月、上演される。

 

「『恋と音楽』で出しきれなかったものもありますし、今回はショー的な要素も濃くなって、おしゃれで新しいものになると思います。より色っぽくロマンティックな“大人の恋物語”を期待していただければ」

 

大人の恋――といえば、昨年、番組の企画で初対面の女性と結婚式を挙げた稲垣。その後の恋や結婚については?

 

「あれは不思議ですね。本当に結婚した気持ちになってます(笑)。先日も映画『半世界』の打ち上げで、小野武彦さんや石橋蓮司さんたち先輩方が“吾郎ちゃんの世界観を崩さないで、一緒にいて楽な人を選べばいいんだよ”とアドバイスをしてくださって。結婚に対しては日々気持ちが変わります。未知のものとしての憧れもありますし、独り身の幸せや楽しさも十分に知っていますしね。今回のミュージカルには3人も素敵な大人の女性がいらっしゃるので、恋してしまいそうです」

 

再スタート後は、映画に舞台にと仕事も順調。ブログでは、ワインに料理に花に……と多彩な趣味人としての魅力も発揮している。

 

「趣味を生かしてお店をやってみたいと考えたりもしているんですよ。ワインも造ってみたいですし。ブドウ畑を買うところから始めるのか、(ワインを)樽で買うのか、考えどころですけど。映画『クソ野郎と美しき世界』でピアニストの役をやったときに、レッスンをしたピアノにも、難しいですが興味はありますね。佐山さんの影響もあってジャズが好きになったり、音楽の幅も広がってきていますし、弾けるようになりたいという気持ちはあります」

 

いつか稲垣自身が、ピアノで“大人の恋”を奏でるようになる日も、そう遠くはないのかもしれない。