「どんな難役をいただいても、『やればできる』と思ってやっていく精神が必要だと思っています。基本、痩せ我慢で(笑)」
そう話すのは、ドラマ『モンテ・クリスト伯-華麗なる復讐-』(フジテレビ系)で初の社会人役に挑戦した高杉真宙(21)。そんな彼だが、最新主演映画『世界でいちばん長い写真』(6月23日公開)では、さえない毎日を送る高校写真部員のひと夏の成長をみずみずしく演じている。
「僕が演じる宏伸の、内気で自分の考えを口にしないところは、昔の自分に近いと思います。女のコに怒られてばかりで、学生時代の僕そのものだなって(笑)」
大人への一歩を踏み出した宏伸に自らを重ねて高杉は、こう語る。
「僕自身も、役者の仕事が楽しいと気づかせてくれた作品と出合ったおかげで今の自分がある」
また、待機作に『虹色デイズ』(7月6日公開)、『君が君で君だ』(7月7日公開)ほか、主演映画『ギャングース』(秋公開)も控える高杉。
今後も“少年と男を行き来する”彼に注目です!