「映画を作っている人たちの熱量、『こういう映画を見せたかったんだ!』という思いが少しでも伝わるといいな、と思いますね」

 

こう話すのは“世紀の共演”と、木村拓哉(45)との初タッグが公開前から話題となっている映画『検察側の罪人』(8月24日公開)で、若き検察官・沖野を演じる二宮和也(35)。

 

エリート検察官・最上(木村)と彼を師と仰ぐ若き検察官・沖野。都内で発生した強盗殺人事件の被疑者の1人が過去の未解決殺人事件の重要参考人だった。最上はその1人を執拗に追い詰めていくが、沖野は捜査方針に疑問を持ち始め、2人はお互いの正義をかけて対立していく……。

 

顔合わせ前は「どうにかなってしまいそうな気持を、努めて冷静に、また客観的に見ている状態」と語っていた二宮だが、初日の朝はどんな気持ちで迎えたのだろうか。

 

「いつものようにいられたと思いますね。1カ月半から2カ月の間、撮影は続いていくので、ずっと気を使ったままというわけにもいかないですから」(二宮・以下同)

 

とふだんどおり、フラットな状態で取り組めたという。

 

「木村くんは想像以上にかっこよかった。撮影現場でも、一緒にご飯を食べているときも、すべてにおいて。昔からだと思うけど、いつも周りのことを考えて、それぞれの思いをくんでこられた人だと思うから、そりゃカッコいいですよね」

 

誕生日にはラジオを通して木村から「Happy Birthday」のメッセージが届き、映画の撮影後には「ふだん、着てもらうように」と大量の洋服も贈られた。

 

「感謝ですね、助かっています。いただいた服は食事に行くときに着ました。ふだん、着るなんてもったいないじゃないですか(笑)」

 

木村は共演後、二宮のことを「安心できる存在」と語っているが――。

 

「先輩の足を引っ張らないように、できることはすべてやるようにしていたんですけど、そんなふうに言っていただけたら、この作品に参加してよかったと思えます。また共演? 僕はいつでもしたいです!」