氷川きよし 新曲は『ズンドコ節』と同じくらいの斬新さ

「わぁ~、けっこう難しいものですね」

 

ホワイトデーが近づくある日、そんなふうに言いながらも、焼きたてのクッキーにかわいいクマの顔を描き上げてくれた氷川きよし(41)。

 

「ホワイトデーに手作りのお菓子を返すっていうのも意外といいかもしれないですね。やってみようかな。プライベートでやるんだったら、チョコレートを溶かしてトリュフを作ってあげたりしたいです」(氷川・以下同)

 

仕上げてくれたクッキーの1枚には“大丈夫”の文字。これは最近の氷川にとっては合言葉。まさにホワイトデー直前の3月12日に発売された、両A面シングルのうちの1曲の曲名だ。

 

「両A面の2曲のうち、『最上の船頭』はスタンダードな演歌。最初はこの1曲でいこうという話だったんですが、せっかくの20周年イヤーだし、ということで、どかんといい曲を2曲出してしまおう、ということになりました」

 

『大丈夫』のほうは、繰り返される“大丈夫”のフレーズが耳に残る明るい曲。

 

「『大丈夫』を初めて聴いたとき、17年前に『きよしのズンドコ節』と出合ったときと同じくらいの斬新さを感じました。作曲は師匠である水森英夫先生。歌詞は、デビュー曲『箱根八里の半次郎』を書いてくださった松井由利夫先生のお弟子さんの森坂とも先生。実は数年前にできあがっていた曲なんですが、20周年という特別な年に、縁ある方々による、歌いたくてウズウズするような曲を出すことができて、うれしく思います」

 

忙しい20周年イヤーだが、自分の歩幅で、気負わず楽しみながらいきたい、と語る。今年の正月にも旅行で骨を休めることができたという。

 

「転勤で親せきが住むミャンマーに行ったんです。ミャンマーは、どういう土地なのか今まであまり知らなかったのですが、パゴダという大きな寺院のような場所が感動的でした。旅行は好きですから、次はラスベガスに行きたいです。本場のショーを見てみたいんですよね」