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「『歩くパワースポット』と話題になって、ボクの写真をスマホの待ち受け画面にしてくれている人がたくさんいるのは、すごく嬉しい」

 

こう語るのは、人気レゲエグループ「湘南乃風」のメンバーのSHOCK EYE(42)。今をときめく、波瑠(27)や菅田将暉(26)なども、彼の写真を携帯の待ち受けにしていることをテレビ番組で告白している、話題の人物。

 

「きっかけは数年前、占い師のゲッターズ飯田さんに占ってもらったこと。『何万人も鑑定してきたなかで、1、2位を争うほど、半端なく運気が強い』と言われたんです」

 

それを知った俳優の平岡祐太(34)は、SHOCK EYEの写真を撮って、待ち受け画面に。

 

「その2日後に祐太くんから『CMが決まりました』って電話があって!」

 

噂はジワリジワリと広がり『待ち受け設定した翌日に、5年も家賃を滞納していた人が全額払ってくれた』『雑誌の表紙が決まりました』という開運報告が届いた。

 

これほど「ご利益」があるSHOCK EYEとはどんな人なのか。彼は徳川家の家臣である高取藩主・植村家の男系男子の末裔として神奈川県鎌倉市に生まれた。

 

「甲冑や刀、上杉謙信公から送られた軍杯なども、実家にありました。武士道とまでは言いませんが、両親は挨拶や行儀作法には厳しかったと思いますね」

 

幼少期からの知り合いだった若旦那(43)らとともに、2001年に湘南乃風を結成。ヒットに恵まれたものの、確固たる自分が見えなかった。

 

「湘南乃風の個性的なメンバーのなか、ボクは見た目も普通。『こんな人いたっけ』と言われるような存在で、悩んでいたんですね」

 

そんななか、ソロ楽曲「ワンルーム」が高く評価された事が転機となった。

 

「人から『いいね』と承認されること、誰かの役に立つことが嬉しかった」

 

ゲッターズ飯田の占いも、大きな力を与えてくれた。

 

「ボクがパワースポットだなんて信じられませんが、みんなの役に立てるなら、とりあえず信じてみようと」

 

神棚を買って、そこに家中に散らばっていたお守りをまとめた。近所の神社を参拝。

 

「ひいおばちゃんや、おばあちゃんが、当たり前にやっていた参拝をすることで、『ああ、自分のやっていることに間違いはない』と思えた。すると悩みが、軽くなるんですね」

 

神社や寺に行くたびに、撮影した写真をSNSで発信。待ち受けにする人が増えて言ったという。そして昨年9月、テレビ番組で波瑠が、SHOCK EYEの写真を待ち受けにしていることを告白して、「ご利益」はより一層知れ渡った。4月初めには『歩くパワースポットと呼ばれた僕の大切にしている小さな習慣』(講談社)を発売するまでに。

 

「多くの人の幸せを助けることができれば、こんなにうれしいことはありません」

 

そう笑うSHOCK EYEの写真も、ご利益がありそうだ!

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