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「聞きなれない単語が並び、セリフ量も膨大。テスト勉強のような日々ですが、何かを一生懸命やるというのは人生において大事なこと。スタッフも泥んこになって作っていますし、現場の情熱とエネルギーがみなさんに届くといいなあと思います」

 

そう語るのは、主演ドラマ『インハンド』(TBS系・金曜22時~)で天才的な頭脳を持つ寄生虫学者・紐倉哲を演じる山下智久(34)。右手はロボットハンドの義手という謎の多い男だ。

 

「重い過去を背負っているので、どこか陰のある男です。でも、僕自身も陰が拭えないタイプで、人に距離を置かれることもあるからね。その陰をうまく活用しようか、と(笑)」

 

偏屈でドSな紐倉の助手・高家春馬役は濱田岳(30)。凸凹コンビによる軽快な掛け合いは見どころの一つでもある。

 

「岳くんとは12年ぶりの共演。当時から達観した少年でしたけど、より重厚感が増して(笑)。どんな球を投げてもキャッチしてくれるので、僕は自由にいろんなところに投げたい放題。信頼しているからできることで、楽しんでいます」

 

リクガメや巨大なヘビなどさまざまな動物が登場する。

 

「イグアナが意外にかわいくて、なつくんですよ。なでてあげるとすごく気持ちよさそうな顔をする(笑)。生物にしか興味のない紐倉ですが、“どんな生物にも未来がある”という彼の言葉に僕自身も心が救われた。未来に希望を持てる作品だと思いますね」

 

4月で34歳になった。30代半ばになって感じる自身の変化は?

 

「自分が楽しいと思うことを全力でやるってことかなあ。やりたくないという思いがある場合はやらないと決めました。限りある時間、自分が情熱を注ぎたいと思えることだけに集中していく。そうすることで僕を応援してくれている人にいちばん誠実でいられるのかなあと思います。そして、人間力を高める意味でも、国内外問わず、新しいことにどんどんチャレンジしていくというスタンスは続けていきたいです」

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