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「初めてのことでも、あまり緊張してるように見られないんです。今回も『大丈夫かな?』って頭が真っ白になりました」

 

『映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者』(近日公開)で初の声優をつとめたりんごちゃん。一人三役でリンゴ・イチゴ・メロンの声を演じた。

 

「演じた3人は、見た目がほぼ同じ。声もバラバラなわけじゃなかったので雰囲気で変えるのが難しかったです。ガラッと声を変えるのは得意なんですけどね(笑)」

 

空に浮かぶ王国“ラクガキングダム”に侵略された春日部。しんちゃんが描いたものが動き出す「ミラクルクレヨン」を使って地元の奪還を目指す物語だ。

 

「ラクガキがテーマになっていて、お子さんたちがすぐにでもお絵かきをしたくなると思います! グッときて感動するところもあって家族、友達思いなしんちゃんがカッコいいんです」

 

カワイイ口調と低音ボイスの歌声とのギャップでブレークしたりんごちゃん。やはり世間の目は気になるという。

 

「常に世の中の“りんごちゃん”のイメージを崩さないでいたいというのがあって。お仕事になるとキリッと……“キリりんご!”モードに切り替えているので、休みの日はほとんど家でゴロゴロ。スイッチが切れたかのようにベッドと一体化してます(笑)」

 

テレビ、イベントと各所でひっきりなしに歌い続けるには、のどのケアが欠かせない。

 

「一年中、加湿器で潤しています(笑)。昨年、声が出なくなったときがあったんです。それからお仕事の現場ではのど飴がお守りで。なくなると不安になっちゃいますね……。今は調子の悪い時期を乗り越えて、なぜだか以前よりすごい声が出るようになりました(笑)」

 

バラエティ番組では芸能界の“大御所”と呼ばれる人物とも共演。物おじしない姿で堂々とモノマネを披露する姿が話題に。

 

「じつは大御所の方のほうが落ちつくんですよ! いろんな経験をしてきているからなのか優しい方が多くて。共演したときは、こんな感じでやれば芸能界を生き抜いていけるのかなと勉強しています。逆に旬の俳優さんとか芸人さんがいるほうがソワソワしちゃいます」

 

ブレークから1年。今後はモノマネ以外でも挑戦してみたいことがあると明かした。

 

「オリジナルの化粧品を作るとか、メークで喜んでもらえる何かができればいいな……(笑)」

 

「女性自身」2020年4月21日号 掲載

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