人気オーディション番組で出会いを果たした5人組ダンスボーカルユニットBoom Triggerが、シングル『Shaking/The Party Must Go On』で8月13日にデビューを果たした。K-POP・J-POP・HIP-HOPを融合させた新ジャンル「K-J・HOP」を切り拓いていくようだ。
「僕たちめちゃくちゃ仲良しですよ!」と元気いっぱいに語る5人が、これからの活動に向けて意気込みを語ってくれた。
――デビューが決まった時はどんな気持ちでしたか?
安藤優(21):嬉しさもあり、楽しみな気持ちが大きかったです。メンバーそれぞれとは少しずつコンタクトがあって、ある程度みんなを知っていたからこのメンバーなら「楽しんでできるかも!」という期待が大きかったです。
岡野海斗(19):最初、陸渡くんと優くんと僕の3人グループだったんですけど、僕がひかりくんを呼んで、陸渡くんが樹くんを呼んで5人集まりました。ほぼ初対面ぐらいのメンバーもいたので、最初馴染めるかどうか心配だったんですけど、「楽しくグループとしてできそうだな」と思いました。みんなキャラがちゃんとあるから戸惑いがない。
大水陸渡(21):東京に住むことを考えたら、めちゃくちゃドキドキしました。友達は「本当に行くの?」と、半信半疑でしたね。家族は「あ、いってらっしゃい」という感じでわりと軽かったんですが(笑)。
――オーディションを受けたきっかけは?
稲吉ひかり(20):僕の母親は、役者として戦隊モノのドラマに出演していたことがありました。その影響もあって、「役者になりたい。仮面ライダーになりたいな」と思っていたんです。歴代の仮面ライダーの皆さんはモデルやグランプリ受賞をしている方がいらっしゃったので、僕もモデルのオーディションを受けようと思ったんです。
いざオーディションに行ってみると、色んな人がアクロバットや歌といった特技を持ち合わせていたけど僕は何もなくて……。そこで、前日に廃材でスピーカーを作るワークショップに参加していたので、作ったスピーカーをオーディションに持っていきました。審査員からは微妙な顔をされましたね(笑)。
結城樹(23):僕はもともと社会人で働いていたんです。地元の山形にある工場で、4年くらい働いていました。オーディション番組に参加する半年前くらいに退職して、韓国に1学期だけ留学していました。帰国後に上京して「よし!オーディションを受けまくろう」と思っていた時に、オーディション番組に出会いました。けど、合格した時は「え、あれで合格できたのか!」って気持ちだった。ダンスの経験もなかったんですけど、即興でロボットダンスみたいなのを踊ったことを覚えています。
稲吉:すごいっすね。ロボットダンスをチョイスしたんすか!
結城:他に受けていた人が10人くらいいたけど、たぶん全員、僕を「落ちた」と思っていた(笑)。受かったから、「なんで?」という感じで驚きでした。
稲吉:光るものがあったんですよ。ロボットダンスに。
結城:審査員は失笑でしたね(笑)。ひかるくんがスピーカー見せたのと同じくらい(笑)。