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「私は、秘める思いとか全然なくて『私は好きだけど、どう思ってんの!』って直接聞いちゃうような性格なので、演じるなかで山形にいたころの純真な気持ちを思い出しましたね」

 

そう話すのは、映画『越年 Lovers』(12月18日・山形、仙台先行公開。1月15日全国公開)で、山形で数十年ぶりに寛一(峯田和伸・43)と再会する碧を演じた橋本マナミ(36)。

 

「碧は、ずっと山形にとどまって寛一を思い続けていて。素朴で一途ですけど、恋愛に素直になれないんです」

 

本作は年越しの、雪に包まれた日本の山形、台湾の首都・台北と彰化県の海辺の町、そしてマレーシア・クアラルンプールという3つの国で紡がれる、それぞれの不器用な恋の物語だ。

 

山形での撮影を終えた昨年11月に一般男性と結婚した橋本。結婚生活を送るなかで新たに始めたことがあった。

 

「まず、どんなことでもやりたい仕事ならOK。写真集とかベッドシーンはOK。朝、主人が早くて、私が不規則なので見送りはしない。この3カ条を結婚するときに決めました! あと、結婚後は使わないお金を株に運用するようになりましたね。本を読んで勉強して、そんなにギャンブルはせずに長期で増えてればいいなって」

 

そして、今年7月に第1子を出産。8月には産後4週間という早さで仕事復帰を果たした。

 

「産んだ当日からすごく元気だったので、すぐ仕事しようと思ったんですけど……批判もあるからすぐはできなくて(笑)。少しあけてリモートで家からの生放送で出演しました。子育てが大変でめいるときがあるので、なにか仕事させてもらえると相乗効果で頑張れるんです」

 

最後に、現場復帰後の話を聞くと衝撃のエピソードが……。

 

「収録中に、母乳がたまっていくのは感じていて。気づかないうちに母乳パッドがズレて、衣装にシミができてたんですよ! しかも、それが画面に映っちゃっていて。マネージャーさんが慌ててきて、端っこで処置しました(笑)。まさかあふれ出すとは思ってもみなかったので、めちゃくちゃ恥ずかしかったですね(笑)」

 

「女性自身」2020年12月22日号 掲載

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