「主演が決まったときは嬉しかったです。でも、不安も大きくて。しかも役柄は人間ではなくて魔女。神秘的なオーラを出すために、表情をなるべく出さないよう演技するのが難しくて。あ、役作りもかねて実際にチョコレートの専門店にも行きましたよ(笑)」
こう語るのは女優の山口真帆(25)だ。彼女は6月18日に公開される映画『ショコラの魔法』で主演を務めている。
彼女の演じる哀川ショコラは、食べるだけで願いが叶うという不思議なチョコレートを作るショコラティエ。しかし、チョコを食べた者にお代としてその者の“一番大切なものを奪う”という魔女だ。そして岡田結実(21)演じる聖蘭学園の女子高生・飯田直は、チョコの謎に迫るうち闇深い欲望に巻き込まれていく……。同作は人気雑誌『ちゃお』に掲載され、シリーズ累計100万部を突破した大人気ダークファンタジー漫画の実写版となる。
劇中ではウエストがキュッと締まったゴスロリファッションに身を包む山口。そのため役作りだけでなく、体形作りにも苦労したようだ。
「衣装がほんとにジャストサイズで(笑)! 0.5ミリでもウエストが増えちゃうと“パチン!”ってなっちゃうような気がして……。一日の消費カロリーより摂取カロリーが上回らないよう気を付けて、野菜と鶏肉、それからゆで卵をよく食べていました。現場のお弁当も腹6分目くらいにして。グッとこらえましたよ」