錦織圭の言葉に背中を押されて リアル・テニプリ堀江亨の素顔
画像を見る “テニス界の次世代スター”との呼び声も高い堀江

 

■大坂なおみ選手は「真剣にテニスに向き合っている」

 

堀江に岐阜の印象を訊ねると「自然ばかりで、実家は“市”がつかないくらい田舎。無人駅だったり、家からコンビニまで何キロもあったり(笑)」とコメント。「だから小学生の頃、試合や合宿で東京を行き来するにつれ、『上京したい!』って気持ちが強くなったんです」と明かす。

 

「両親に相談したら『全国小学生大会に優勝したらいいよ』といわれたんです。それで優勝して、中学生になるタイミングで上京しました。コーチの家に住んだあと一人暮らしして、高校生になったら母も上京してきて。母はテニスに詳しくない分、『メンタル面のサポートをしたのよ』って自分で言っていました(笑)」

 

そして「オファーがあって」アメリカの大学へ。単身渡米し「ビジネス系の勉強をしています。経営や経済、あと金融とか……」とのこと。そう、彼は学生でもあるのだ。

 

「授業の後、夕方はチーム練習。それで夜はホームワーク。月曜から金曜までその繰り返しで、土日は試合です。ずっと動いていますね。でも、僕はサボり癖があるのでそのほうがいいんです」

 

謙虚な姿勢で文武両道、そして超イケメン! さぞモテるでしょう?

 

「そうともいえるかもですね(笑)。でも同級生より、お母さん方から好かれてることのほうが多かったかな。バレンタインデーにはお母さんが娘さんに『渡しに行きなさい!』って言っていたみたいですよ」

 

そんな堀江だが常に“無双状態”というわけではない。テニス界では6月、大坂なおみ選手(23)が《記者会見ではアスリートの心の健康状態が無視されている》とツイートし試合後の記者会見を拒否すると表明。同時にうつ症状を明かし話題となった。

 

堀江は「試合は緊張の中でやっているので、その後は体も脳もどっちも疲れている状態。人間なので精神的なアップダウンもありますし、下がってる時に会見があると……。自分も辛い時がありました」と大坂に理解を示す。

 

「むしろあのツイートは、真剣にテニスに向き合っているからこそなんじゃないでしょうか。体調のいい時は、メディアに対して真摯に向き合っていますからね。大坂さんは政治や社会問題でも、自分の意見をきちんと主張していてすごいなと思います。自分も社会にメッセージを発信していきたい。何かが変わったり、誰かがポジティブになってもらえれば嬉しいです」

 

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出典元:

WEB女性自身

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