かねてプライベートでも親交があるという順天堂大学医学部教授の小林弘幸先生(61)とDAIGOさん(44)。小林先生いわく、DAIGOさんは自律神経のバランスが整っているだけでなく、テレビ越しに見ているだけで、見る側の自律神経まで整うのだとか。
今回、小林先生にDAIGOさんが持つ自律神経を整えるための秘訣に迫ってもらったーー。
小林:『DAIGOも台所~きょうの献立 何にする?~』(ABC・テレビ朝日系)が好調なスタートを切りましたね。
DAIGO:ありがとうございます。オファーを受けたときは、娘も生まれて、料理ができたら少しは家の中で戦力になるかな? と思っていたタイミングでした。上沼恵美子さんの後番組ということでプレッシャーはありましたが、娘のお弁当を作ることを目標に、レベルアップしていければと思っています。
小林:DAIGOさんは見ているだけで、視聴者の自律神経が整うことがあると思いますよ。コロナ禍でストレスから心身の不調を来している人が多いはず。DAIGOさんのゆっくりとした話し方や間の取り方などを聞くと、自律神経が安定しているのがわかります。見ている人にもそれが伝わって、心が癒されるという人が少なくないのではないでしょうか。
DAIGO:先生と初めて会ったときに、僕の話し方が自律神経にいいと言われて驚いたことを思い出しました。もともと速いテンポで話していくタイプではないので、意識はしていないのですが……。
小林:自律神経を整えるには「ゆっくり」がキーワード。ゆっくり動く、ゆっくり話すなどが重要です。DAIGOさんの話し方をまねするだけでも、自律神経が整いますよ。
DAIGO:そうなんですか(笑)。番組では、もっとたくさん話したほうがいいのかな、と思っていましたが、今のスタンスのままでいいのかもしれませんね。
小林:DAIGOさんが自然体だからこそ、視聴者にも伝わるのでしょう。番組内では真剣に料理と向き合っていますが、心境の変化はありますか?
DAIGO:これまで母親や妻に料理をまかせっきりにしていた僕としては、毎日料理を作ることの大変さがわかりました。
小林:番組の最後にDAIGOさんがお皿洗いをされているのも印象的。お皿洗いは汚れが落ちていく様子が見えること、水を肌で感じること、洗い終えた達成感など、心を整える重要な要素がそろっているんです。
DAIGO:なんかいい番組ですね~(笑)。