――ミュージックビデオ撮影の思い出は?
龍:とにかく暑かった。僕は1サビから3サビまで全部一番後ろで……。撮影が終わった人からどんどん抜けていくのですが、最後まで残っていなきゃいけない。岩盤浴みたいにじんわりと汗が出て、体感としては65℃くらいあったと思う(笑)。
鈴木:しかも、高所恐怖症なのに、階段の一番高いところに立たされて(笑)
龍:途中で、(藤原)樹さんや(岩谷)翔吾さんに相談したら、「俺も高いところダメなんだ」って。ほかに替わってもらえる人もいないし、もう仕方ないので頑張ります! って感じでした。過去イチでハードな思いをしたと思います(笑)。
川村:僕が立っていた2段目すら高かった。「もし落ちたら?」って思うと、自然に動きが制限されちゃうというか。
陣:しかも、壱馬の立っていたところはスペースも狭くて。僕もサビで同じところに立ったんですけど、大変やったな、あれ。カメラが寄ってきたらそれを見なきゃいけないし。
RIKU:陣くんの股の間をドローンが通過するのもあったじゃない(笑)
陣:あれは本当ビックリした。ドローンが飛んでくるなんて事前に聞かされてなかったんですよ。サビの最後で足を閉じるところがあるんですけど、その閉じる手前で蜂みたいのが飛んできて、思わず、トイレを我慢する人みたいなポーズになりましたね(笑)。そこの映像はしっかり使われています!
鈴木:撮影の合間に、楽屋の下にあったお寿司屋さんに行って、陣さんに奢ってもらいましたよね、回転しないところ。
陣:最初、4~5人くらいだったから奢ってもいいかと思っていたら、後から昂秀と(神谷)健太とかがやってきて。8人なったから割り勘にしようっていうのも変やから、と思って払ったんです。美味しかったよね。
鈴木:実は、陣さんが寿司屋さんにみんなと行ったというのを聞いて、奢ってもらえることを期待して店に入ったんですよ。
陣:最悪!
壱馬:陣さんはゴチること多いですよね。絶対と言っていいくらい奢ってくれる。
RIKU:そんなこと言われると、次も奢らざるを得なくなるよ(笑)
――川村さんは3年前に公開された前作から引き続き、主人公の花岡楓士雄を演じましたが、どのような準備を?
川村:体をもう少し、ぷくっとさせたほうが楓士雄らしいかなあと思ったので、結構、がっつり食べて、鍛えて、調整しました。
――本作から登場する中本悠太(NCT 127)さん、三山凌輝(BE:FIRST)さんの印象は?
川村:ユウタくんは芝居初挑戦ということでしたが、最初のアクション練習で顔合わせしたときから、目が違うなと感じました。集中力もすごかったし、この作品への思いの強さをひしひしと感じて。クライマックスでは、敵対する者同士でありますけど、いい意味でお互いに心を通わせながらやれたと思います。またRYOKIは、めっちゃしゃべってくるんですよ(笑)。超ムードメーカーで、現場の雰囲気を明るくしてくれました。