これまででいちばん、ナチュラルに演じられているという 画像を見る

「役作りのために、人生で初めてダイエットをしました。舞台の千秋楽からクランクインまで1週間くらいしかなくて、かなり大変でしたね。バナナ中心の食生活だったので、撮影でカレーを食べたとき、素の『おいしい!』が出ちゃったくらいです(笑)」

 

そう話すのは、放送中のドラマ『束の間の一花』(日本テレビほか・毎週月曜24時59分~、Hulu・Tverでも配信中)で、余命宣告を受けた元大学講師・萬木昭史を演じているSixTONESの京本大我(27)。繊細な美しさで、神々しさすら感じさせる。

 

「内面的な部分は、萬木と自分に近いものを感じていて。そんなに社交的じゃなかったり、まったりマイペースに生きているところが似てるんですよね。だから、これまででいちばん、ナチュラルに演じられています」

 

そんな萬木が大学で教えていたのは、「哲学」の授業。京本が哲学に触れるのは、今回がほぼ初めての経験だったというが、自分なりの“人生の哲学”はあるのだろうか。

 

「妥協しないことと、迷ったらとりあえずやってみること。それから死を軽々しく扱う態度は嫌いです。10代のころ、友達とふざけて『死ね!』なんて言い合ったりもしてましたけど、今はそういう言葉を聞くだけで胸が苦しくなっちゃいます」

 

最後に、もしも自分が萬木と同じように、余命宣告を受けたらどうするかと聞くと、こんな答えが返ってきた。

 

「ギター一本だけ持って、一人で旅に出ると思います。誰かと一緒にいると余計寂しくなっちゃうと思うから。いろんな場所で路上ライブをやりたいですね。音楽はずっと僕に寄り添ってくれるものなので、死を目の前にしても、歌うことだけはやめないんじゃないかと思います」

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