画像を見る

「いろんなお仕事をさせてもらっていますが、絵を描くことはちょっと特別なこと。自分の頭の中から生まれたことなどを表現しているので、それを人に見てもらえるのがすごく喜びなんです」と、渋谷・ヒカリエにて3年ぶり2度目の個展「WHO AM I―SHINGO KATORI ART JAPAN TOUR―」をスタートさせた香取慎吾(45)。

 

タイトルの「WHO AM I」について「自分を客観的にみたときに、“慎吾ちゃん”っていったい何だろう。歌手だったり、俳優やったりバラエティーに出てタレントだったり、洋服のデザイナーをやっていたりという部分と、みなさんも持っていると思いますが、今日は辛かったな、嫌だったな、と下を向いてしまうこともあるという部分。個展でも、そういった光の部分と闇の部分、両方が描かれています」

 

香取の絵に何度も登場しているキャラクターの「くろうさぎ」も今回は立体になって観客を迎えている。「くろうさぎこそ、出会いは闇の部分でした。実際に家に居たんですよ。ぴょこぴょこ歩いていたり隠れたりしていましたけど、絵に描いたらもう居なくなりました。それから、僕の絵に登場するようになったんですが、今回は会場のシンボルとしていろんな場所にいるので、会えたら挨拶してください(笑)」

 

18万人を動員した前回の個展「BOUM! BOUM! BOUM! 香取慎吾NIPPON初個展」では、香取自身の体内に入っていくような斬新な演出が話題となったが「今回はいわゆる白い壁に作品が並んでいるような通常の“個展”をやりたかったんですが、気が付けば真っ黒な壁のエリアがあったり、スモークをたいていたり、音楽も流れていたり。草彅(剛)さんの主演映画『ミッドナイトスワン』の音楽を担当した渋谷慶一郎さんと一緒にお仕事してみたかったので、お願いしたらプログラミングをしてくれて。会場内の24個のスピーカーがAIみたいに共鳴し合い、音が出るようになっているんです。だから、“同じ音は2度と生まれない”という新しい仕組み。個展なのに、照明さんとの打ち合わせが多かったり、プロジェクターの話をしたりして、コンサートを作っているような作業でした」

 

新しい地図の草彅剛(48)や稲垣吾郎(49)も来場する予定はあるのかを訪ねてみると「草彅は今、久々の連ドラで大変だから、『東京は無理かな、次にどこ行くんだっけ?』と、地方に来てくれるみたいでうれしいです。僕は全部の地方に行く予定ですが、どこかに草彅と一緒に行くことになりますね、一緒に行って、一緒にご飯食べます。稲垣さんは、この報道で個展のことを知ることになるとい思いますが(笑)、すぐ来てくれると思います」

 

中居正広(50)が年内休業していることについては「そっと、応援しています。ゆっくり休んで、とかそういうのがあんまり好きじゃない人だから。でも、いろんな番組や何かでファンの方に思いを伝えたりして相変わらず本当にエンターテインメントな人だな、中居くんらしいな、って思います。まったく絵とか興味ないと思いますけど、良かったら個展、見に来てください」と優しくエールを送った。

 

香取慎吾個展「WHO AM I―SHINGO KATORI ART JAPAN TOUR―」は渋谷ヒカリエ9階 ヒカリエホール ホールAにて、1月22日まで開催。巡回先は大阪、福岡、石川、福島となっている。

出典元:

WEB女性自身

【関連画像】

関連カテゴリー: