■河本「嫁は4月から仕事を再開します(笑)」
2020年に初めてM1の決勝に行った次の年はコンビでお仕事いただくこともあったんですけど、昨年のはじめごろから相方一人の稼働が増えてきて。まぁファイナリストになれてもそういう状況だったので、嫁もチャンピオンになってもちゃんとお仕事がくるか不安みたいで。今回の優勝でちゃんとお仕事できるようになれればいいんですけどね。嫁はまだ消えると思っているみたいで、4月から仕事再開するって言ってました(笑)」
“ポンコツキャラ”としてイジられることも多い河本。いっぽうで2021年に刊行したエッセイ集「朽木糞牆」に淡々とした筆致で書かれた自堕落なエピソードがM-1前から話題を集め、ランキング上位に入るなど文才に注目が集まっているが、本人は控えめだ。
河本「それも得意じゃないというか……。全然勉強とかもしてこなかったので。そういうところにもこれからは挑戦したいなと思ってますけど、能力がともなうかどうかということなので。1冊目は周りのお陰だったので、これから頑張って書いてみますがどうなるかはわからないですね」
『M-1』最終決戦では審査員7名中6名がウエストランドに票を投じ、圧勝したウエストランド。審査員を務めたダウンタウンの松本人志(59)は「窮屈な時代ですけど、キャラとテクニックがあれば毒舌漫才も受け入れられると夢を感じました」と讃えた。
しかし、あるなしクイズを軸にYouTuberやアイドルなど様々なものに噛み付く“毒舌漫才”に抵抗を覚える人もいたようで、放送終了後には賛否が巻き起こった。そうした批判に対して、どう感じているのだろうか。
井口「今すごく“悪口とかキツい”って言われるじゃないですか。でも、うちは事務所が麻痺していて何も言われないんですよ。“ウエストランドがM1で炎上”とか、あんなものうちの事務所からしたら炎上でもなんでもないですからね。ハッシュタグでテレビ出すなとか言われてる人が先輩にいるわけですから。爆笑問題のせいで感覚がおかしくなってるんです」