FANTASTICS「ドームとスタジアム、両方のツアーを!」どデカい夢、ぶち上げた
画像を見る (撮影:加治屋誠)

 

■『FUN! FUN! FANTASTICS』はSEASON20まで続けたい

 

――『Tell Me』が主題歌の冠番組『FUN! FUN! FANTASTICS』もSEASON3に突入しました。郷ひろみさんや中西圭三さんといった先輩歌手からや「ドラゴンクエスト」シリーズの生みの親など、80年代~90年代から活躍するレジェンドたちとのトークが評判です。

 

世界:責任感が出てきちゃいました(笑)。もうSEASON3まできちゃうと、20くらいまで続けたくなってきました。

 

瀬口:やりすぎじゃないですか、それは(笑)。

 

堀:僕は、まさかこんなに続くとは思ってなくて。視聴者の方々の反響があってこそ続けられていると思いますし、とてもうれしいです。スタート当初のゲストのみなさんはアーティストの方が多かったんですが、今回は、「たまごっち」の最高責任者の方や声優の神谷明さんなどいろんな業界の方の話が聞けて、よりいっそう面白くなりました。バブルのころの豪快なエピソードを聞くと、羨ましいなと思うことが結構ありますね。

 

中島:音の部分で言うと、今の時代はインターネットで検索したり、YouTubeで世界中の動画を見たりができますが、レジェンドたちはそれができない時代からあんなにクオリティーの高い楽曲、素敵なメロディーラインを作ったんだと思うと、本当にすごいなと思います。

 

瀬口:それに、僕らの世代でも聞き馴染みはあるし、今リバイバルで若い子たちが新しい音楽として聴いているので、音楽の時代の変化っていうのも面白いなって思います。FANTASTICSはこの時代の第一線で輝かないといけないので、レジェントたちが成功したいいエッセンスをいただいて、僕らの武器にしていきたいですね。

 

――中島さんと八木さんが、中島美嘉さんの『GLAMOROUS SKY』を歌った回を見ました。『NANA』の漫画から出てきたような2人が話題になりましたね。

 

中島:勇征くんがナナに似せていたこともあって、反響がすごかったですね、SEASON3までやっていると、昔の女性アイドルなどいろいろな楽曲を歌わせてもらっていますが、ボーカルとしては、声色を似せるというアプローチではなく、アーティストの方々をリスペクトしつつ、自分たちの色を表現するということを心がけて歌っています。ただのモノマネで終わってはダメだな、と。

 

■有明のステージから見た客席は凄く光っていた

 

――6月からはFANTASTICS初の単独アリーナライブも行われています。3年越しで辿り着いた有明アリーナと大阪城ホールでの公演はいかがでしたか?

 

世界:有明アリーナの初日と2日目の鳥肌感はすごく覚えています。FANTASTICSは、ありがたいことにこれまでもドームやアリーナクラスのステージに立たせていただくことはありました。でも有明では、そのときに勝るというか、これまでに聞いたことのないような大きな歓声が上がってうれしかったです。ステージから見た客席は暗いはずなのに、そのときは凄く光って見えた感じがして、ありがたい景色だなあと思いました。

 

中島:1曲1曲、イントロで反応がきたのもうれしかったですね。デビューして5年間で、曲自体の力もついてきたんだなあって。コロナの影響もあったのでこんなに歓声を聴けるライブがうれしかったです。しかもアリーナ規模で聞くと歓声の大きさが尋常じゃなくて、想像していた何十倍もの盛り上がりでした。ファンのみんな、待っていてくれたんだなあってしみじみ思いましたね。

 

瀬口:今回のアリーナツアーは、僕たちにとって勝負どころだと思って気合い十分で挑みました。アリーナツアーを今後も続けられるようにいいライブを作っていかなくてはならないし、ファンの皆さんの期待度も上がっていると思いますので、それを超えていきたいと思います。

 

堀:僕は観客としてもアリーナ規模で観るライブがすごく好きで、実際そこに自分で立ってみて、改めてアリーナは素晴らしい会場だと思いました。お客さんとの距離が近い感じがするのと、アリーナの真ん中に立っていると包まれているような感じがするんです。その感覚がとてもいい効果をもたらして、より一体感のあるライブになったと思います。

 

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出典元:

WEB女性自身

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