漫画界のレジェンド・東海林さだお 原稿初持ち込みは『女性自身』!? 意外過去を追跡した
画像を見る 漫画界のレジェンド・東海林さだおさん(写真:時事通信)

 

■真偽を確認するために電話をかけると――

 

「事務所に連絡して、スタッフに“K社”が講談社なのか光文社なのか確認してもらおう」と、電話をかけると男性が……、折悪しくスタッフが不在だったのか、東海林先生ご本人だったのだ。

 

――実は、確認させていただきたい点がありまして。……もしかして東海林先生ご本人でいらっしゃいますか?

 

「そうですよ」

 

――申し訳ございません! 『ショージ君の青春記』で『女性週刊誌を出しているK社なんかどうだろう』と、原稿を出版社に持ち込まれるシーンがあるのですが、これは講談社でしょうか? それとも弊社・光文社でしょうか?

 

「ああ、光文社ですね」

 

――その節は大変、失礼いたしました! ご著書にも大変傷つかれたとありました。

 

「まあ、いまは、かすかに覚えているくらいですから」

 

東海林先生、先輩編集者のご無礼と、突然のお電話、この場を借りて再度お詫び申し上げます……。

 

それにしても、もし『女性自身』で東海林先生の連載が始まっていたらと考えると、残念でならない。

出典元:

WEB女性自身

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