Netflixで配信中の『シティハンター』で冴羽獠を演じる鈴木亮平(撮影:谷口巧/Pygmy Company) 画像を見る

5月1日、俳優の鈴木亮平(41)が自身のインスタグラムを更新し、4月25日からNetflixで配信されている主演映画『シティーハンター』が「Netflix週間グローバルTOP10」で1位を獲得したことを報告。主人公の冴羽獠を演じる鈴木は、原作のファンであることを公言。本作品にのぞむ覚悟を語ってくれた。

 

「こうしている今も、この作品がどのように視聴者に受け取ってもらえるのだろうかとドキドキしています。僕自身が子供のころに原作を読んだときのときめきに、現代の人にも共感していただけたらうれしいです」

 

多くの人々の記憶に刻まれるキャラクターを演じることには、喜びと同時に大きな責任も感じたという。

 

「実写化を待ち望んでいたファンの一人でもありましたが、みなさんが持っている冴羽獠のイメージを裏切れないという怖さもありました。でも、逃げたら何もできない。自分の夢をかなえるんだ! と覚悟を決めて自分の尻をたたき続けました」

 

ストイックな役づくりで知られる鈴木だが、今作でも徹底した準備を重ねた。拳銃の扱いを練習するために自腹で6種類のモデルガンを購入。マニュアル車の免許を取得し、獠の愛車のミニクーパーの運転にも慣れた。「体づくりは、筋肉質でもボリュームはつけずに絞った」と語るが、そのこだわりが見られるのは、“もっこりダンスショー”だ。

 

「ダンスの振付は自分で考えました(笑)。芸人さんの裸芸をたくさん見ながら試行錯誤して作りましたが、完成した映像を見ると、『もっと動きにキレが欲しかった!』とか反省点ばかりで……」

 

令和の新宿を舞台に描く獠と槇村香の始まりの物語。仕事の依頼者からの“XYZ”のメッセージに心躍らずにはいられないが、改めて、『シティーハンター』の魅力とは?

 

「新宿という街に、この人たちが本当に生きているんじゃないかと思わせるようなワクワク感。コミカルな部分とシリアスな部分を併せ持つ獠の二面性です。ここまでギャップのあるキャラクターは、漫画文化のある日本だからこそ生まれたものだと思います。そして、獠と香の関係性を描く人間ドラマがいちばんの見どころです。2人がなぜシティーハンターになったのかをじっくりと見届けてほしいです」

 

実力派俳優として押しも押されもせぬトップの座を確立した鈴木。「今後も自分の成長につながる役に挑戦していきたい」と向上心は尽きることがない。

 

「自分のやりたいことやチャレンジングなことをやっていきたいという思いは常にあります。届けたい作品を待っているだけではなく、具体的に作る立場になるということにも関心を持っています」

 

映画『シティーハンター』

4月25日、Netflixにて世界独占配信。射撃スキルは抜群、でも美女にはめっぽう弱い超一流スイーパーの冴羽獠を鈴木亮平が演じる。

 

(ヘアメーク:Kaco/ADDICT_CASE、スタイリング:臼井崇/THYMON Inc.)

 

【衣装協力】
ジャケット、シャツ、パンツ(ブリオーニ/ブリオーニ クライアントサービス)

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