昨年12月24日と25日、東京のZepp Hanedaでロックバンド「GACKT YELLOW FRIED CHICKENz」のライブが行われた。12年前に活動を休止したGACKT(51)がボーカルを務める伝説のバンドだ。ギターやドラムは全員仮面姿で、GACKTだけが顔をあらわにしている。
記者が潜入したのは25日。大勢の観客の前でGACKTは「待たせたな!」と12年ぶりの復活をアピール。その呼びかけに観客は男性も女性も「GACKT〜!」と絶叫している。意外にも男性ファンが多い。終盤にGACKTは着ていた衣装を脱ぎ捨て、鍛えられた上半身をさらけ出してさらにパワー全開で熱唱。この日のライブはリハーサルが伸び、予定より1時間半以上遅れて開場したが、じつは前日の初日も同じだったそうだ。それほど入念にリハーサルし完璧な復活劇をファンに届けたかったのだろう。
ライブ終了後のGACKTにバンド再結成の心境と、お正月の恒例『格付け』について話を聞いた。
――バンドを再結成したきっかけを教えて下さい。
「自分の体力が一番いい状態のうちに、GACKTのコンセプトライブの中でも一番激しいYFCz(YELLOW FRIED CHICKENz)をやろうと決めました。このために2年間、体力も体型も上げられるところまで上げたので。一番最高の状態の時に、最高のライブを届けたい。今なら届けられるという想いからYFCzを復活させました。
――復活ライブを終えての感想と今後のバンド活動の予定はありますか。
「2025年、夏前から活動する予定です。細かいことはまだ発表できません。ライブを終えた直後は死にそうでしたが、今は復活してます。まだ声は戻ってませんが……」
――恒例の『芸能人格付けチェック!2025お正月スペシャル』(ABCテレビ・テレビ朝日系)、今回はパートナーが2人でした。『格付け』の収録にあたり、準備したことはありますか。
「いつも通り準備はしてます。まあ、直前で準備しているわけではないので、あまり特別に収録直前だからと何かやるというわけではないのですが……」