■『M-1』出場の野望も!コンビの相方としてラブコールしている人物とは
審査員経験者ならではの視点で語ってくれた山田だが、実はコンビを組んで大会に出場するという野望を抱いているようだ。
「途中までさ、生島ヒロシさんとせんだみつおさんのコンビが勝ち残ってたのよ。2回戦で敗退したけど、ドキドキしたわね。(世界的なギタリストの)クロード・チアリさんのお嬢さんも出てたでしょ?」
芸歴45年を誇る山田が相方としてラブコールを送っている人物とは、なんとIKKO(62)。しかしながら、なかなか首を縦に振ってもらえないようだ。
「あんなに面白い人なのにさ、イヤみたいなんだよね。IKKOに『どんだけ〜』とか言ってもらうだけで、私がどんどんしゃべっていくからって説明してるんだけど、すごい遠い目をするのよね。『ねぇ、やろうよ。出ようよ』って言うと、聞こえなかったみたいな顔になっちゃうのよ。
私、相方は誰かなって考えると、ハイヒールのリンゴちゃんとかも仲良しなんだけど、やっぱ大きさ的に一緒ぐらいがいいなって。あと“化け物度数”も私と合わせると、デヴィ夫人かIKKOちゃんぐらいなんだよね」
さらに相方候補のなかには、過去に審査員を務めてきたあの“大御所”の名前も……。
「あとはね、上沼さん(注:上沼恵美子)。えみちゃんと出たら怖いよ〜。それを審査員たちが審査するんですよ。怖いでしょ? 落とせないでしょ?(笑) でも早い段階で落とされると思うけど。扱いづらくなるから(笑) それでも予選に出てきたら、可笑しいじゃない? でも、えみちゃんには、『絶対イヤだ』って言われると思うけどね。『なんでやの』『アホか』って(笑)」
相方を探しているという山田は「そういう怪獣みたいな人しか思い浮かばないの」と漏らしつつも、「やれればね、やりたい!」と意欲を見せていた。
最後に「次回以降、また審査員のオファーがきたらどうしますか?」と尋ねると、「こないよ〜」と謙遜しつつも率直な気持ちをこう明かしてくれた。
「オファーがきたらやりますよ。私はもう年をとってるし、図々しいのでオファーを頂いたらやります。ただ一度、審査員をやってきた富澤(注:サンドウィッチマン・富澤たけし)に相談するかな。富澤は真面目だよ、すごくね。現役で活躍してるし、ネタは面白いしね」
審査員か出場者か――。近い将来、山田が『M-1』に再び登場する日はそう遠くないかもしれない!
