「夢には締切がない」森口博子 50代で初めてレコ大のステージに…若者世代からも歌唱力絶賛された“転機”【デビュー40周年】
画像を見る 今年、芸能生活40周年を迎えた森口博子さん

 

■ガンダムのあの名曲のアンサーソングが

 

さらに、森口さんの代表曲のひとつ「ETERNAL WIND~ほほえみは光る風の中~」を作詞作曲した西脇唯さんが、この曲に対するアンサーソング「ETERNAL DAYS ~あなたがいてよかった~」を書き下ろすなど、ファン垂涎のアルバムに仕上がっている。

 

「まさかその後が描かれるなんて、西脇さんの魂に響く歌詞とメロディーは感涙ものです。MVも幻想的で最高です。アルバムはこの名バラードで幕を開けます。平松愛理さんは、ドラマ『最後から二番目の恋』をモチーフに大人に沁みる共感大なポップロック!

 

ヒャダインさんの度肝抜かれるアイディアで、元祖バラドルをテーマに爆笑ホロリの傑作に。広瀬香美さんが友情やファンの方との繋がりをドラマティックに描いてくれた、ジーンとくる大作を。

 

元プリンセス プリンセスの岸谷香さんは思わず笑顔になる爽快ロックチューンを。歌詞は香さんと共作で次世代へエールをこめました。ピアノとボーカルのみの同時一発録りでは、ピアニストの西村由紀江さんによる切なくもうっとりな世界を。

 

何と、デビュー曲『機動戦士Zガンダム』の主題歌『水の星へ愛をこめて』を手がけて下さった、作詞家の売野雅勇さんと作曲家のニールセダカさんが40年越しのタッグを実現!

 

はっとする高尚で美しい歌詞とキャッチーなメロディー。

 

ラストはTM NETWORKの木根尚登さんが人生の旅路をテーマに、温かくも壮大なバラードを。畑亜貴さんのジーンとくる歌詞にこれまでも、そしてこれからの時間達までも抱きしめられました。いい意味で聴く人の情緒が忙しくなる豊かなアルバムになりました」

 

40周年目を迎えた森口さん。50年目にむけて、何を活動の軸に据えていくのだろうか。

 

「私にとってはライブが生命線。とにかく、増やしていきたいんです。5歳から、全国放送の『ちびっこものまね紅白歌合戦』に小学6年生まで毎年出場して、初めて生のバンドの音に感動したのが私のライブの原体験です。音を通じてファンのみなさんとともに、生きる悲しみや喜びが共鳴するあの空間はやはり譲れないなと思っています」

 

12月20日から記念ツアーが予定されているが、準備は万端。だが、こんな悩みは消えないという……。

 

「ライブでは喋りすぎちゃうんです。35周年のアニバーサリーコンサートのときも歌って踊って喋って3時間半やりました(笑)。会場の延長料がヤバイじゃないですか。だから『今年は押せないな』と思いながら……でも必ず、安住紳一郎さんが古典芸能と命名してくれたお決まりのトークコーナーがあるから、そういう時間も含めると、やっぱり押しちゃうね(笑)」

 

(取材・文:インタビューマン山下)

 

画像ページ >【写真あり】初紅白のときに歌った『ETERNAL WIND~ほほえみは光る風の中~』のアンサーソングを新アルバムに収録(他1枚)

出典元:

WEB女性自身

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