「座右の銘は“行き当たりバッチリ”」南果歩 乳がん闘病中に夫が不倫、重度うつ病に…全て失った壮絶50代の先に見つけた「本当の人生」
画像を見る 真っ赤なブラウスで本誌のインタビューに応じてくれた南果歩

 

■孫娘と仲よしで一緒に歌を歌ったり踊ったりが楽しい

 

仕事再開に加え、愛犬が子どもを産み、新たな“家族”が増えた。

 

「息子の結婚という喜びもあり、『禍福はあざなえる縄の如し』。不幸と幸せってこんなふうにやってくるんだ。人生、結局プラスマイナスゼロになると思っていますね」

 

還暦を前にすべてを失ったことで、「ようやく私自身の本当の人生を歩き出すチャンスをもらったのかも」と思えるようになり、感情も笑顔も取り戻していった。

 

「それまで抱えていた、“私が頑張らないと”という固定観念を一つずつ手放していった気がします。困ったら助けを求めていいし、私の代わりはいると思えます(笑)」

 

いまは、決して無理はせず、自分の好きを優先して生きている。

 

2度目の20代のようで、「青春が戻ったようなんです」と笑う。

 

「自由になりました。もちろん好きなことをすると同時に、一人である孤独も受け入れつつ。自分に誠実に、?偽りなく。それは自分にしか見えませんが、おてんとうさまは見ているって感じです」

 

気の合う仲間とのふれあいもある。ペコちゃん好きの“ぺコラー”だが、「笑顔も無理して笑うことはない」とも語る。

 

「笑顔は素敵だし、向けられると幸せな気持ちになりますが、笑いたくなければ笑わなくていい」

 

いまは、シャンティをはじめ愛犬三匹と、アメリカを行き来する息子さん家族がときどき同居する。

 

「にぎやかで、私は、ずっとご飯をつくっています(笑)。孫娘と仲よしで、一緒に歌を歌ったり踊ったり、ホント楽しいの」

 

そして、2024年に還暦を迎えた。

 

最後に、50代の自分にどういう言葉をかけたいかと聞いてみると。

 

「大丈夫だよと。私の座右の銘は『行き当たりバッチリ』。自分の直感を信じて進んだ先は、面白い。行き当たりが、バッチリになるって。苦難を乗り越えて60代のいま、本当にそう思えます」

 

と、南さんの笑顔がはじけた。

 

画像ページ >【写真あり】「50代の自分には『大丈夫だよ』と声をかけてあげたい」と語った南果歩(他2枚)

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