■50周年には武道館の“食堂”でコンサートを
―― 一方、長江さんのリクエストは「1位になったら松田聖子さん(64)に横で見守られながら歌いたい」というもの。翌々週には見事に夢が叶い、聖子さんとの2ショット写真を手に入れました。
長江 その写真に「健次君へ」ってサインしてもらったんですよ。それをパウチして下敷きにしてもらって。その下敷きがどこにあるか、今は分からない。
山口 失礼な話でしょ。
長江 でもちょっと下敷きで使ったんですよ。
山口 (そんな貴重なものを)下敷きで使うのもどうかと思うよ(笑)。
――9月9日からは北沢タウンホールで、大森カンパニープロデュースの「更地にイモ欽そして歌~更地23」(脚本/構成/演出:大森博)を開催するそうですね。笑いあり、歌ありの講演をなんと8日間連続、計11公演も。
デビュー45周年にして最前線で活躍しているイモ欽トリオですが、現在は「お互いのポジションがしっかりと確立された」と3人は口を揃えます。
山口 今は、ほぼリーダーは健ちゃんなんで。年下なんだけど、全部仕切ってくれて、ライブに関しても俺たち何にもやることがないぐらい全部やってくれてるし。
長江 7、8年前は、年も近いこともあって西山さんと僕がぶつかることもありましたがなくなりましたね。最近の西山さんはすぐ泣くんですよ。
西山 こないだ泣いたのはイモ欽のことを思ってだね。(ライブの)千秋楽に「3人で、こうやってやれてるのはすごくありがたいな」と。
山口 急に歌ってる途中に泣き始めて。
西山 自分の曲のときなんだけど、そういうことを思ったら、なんか泣けちゃって。
長江 そこで西山浩司ファンは「浩ちゃん頑張って!」って。
山口 あんなのずるいわ。
長江 山口さんは、あの後おちゃらけた歌を歌うのに出にくい。
山口 目の前であんなに感動させられたらさ。
長江 そしたらその後に山口さんが出てきて、歌いながら「エーーン」って、うそ泣きして、ちゃんと盛り上げる。
――最後に5年後の50周年にやりたいことを聞いてみました。
西山 武道館でやりたいですね。武道館の食堂でいいんで(笑)。
山口 食堂だけ借りれんの?
西山 分かんねえ(笑)。
長江 日本武道館、食堂にて。
西山 一応「武道館でやりました」っていう経歴になるんで(笑)。
結成から45年という長い月日を経て、現在も冗談を言い合いながら顔を見合わせて笑う3人。若き日の偶然の出会いから始まったイモ欽トリオは、時代を超えて固い絆で結ばれた、最高のパートナーとして5年後の武道館ライブに向けて今も走り続けています。
(取材・文:インタビューマン山下)
画像ページ >【写真あり】家に帰ると洗濯機のなかにプレゼントがあったという西山浩司(他4枚)
