200字詰めの原稿用紙に、青インクの消せるボールペンで執筆する山村紅葉(写真:本誌写真部) 画像を見る

母の美紗さんからはいつもけなされてばかり。お弁当も作ってくれないし、学校の面談にも来てくれない。「拾ってきた子だから」なんて酷い言葉まで。そんな母が、陰で応援してくれていたことを亡くなったときに教えてもらった。それでも……。生まれて初めて母とのつながりを実感したのは、母が亡くなったのと同じ年齢で、母と同じ小説家になったときだった。「すでに母より長生きしているわけだから、...

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