夏の売りは“ひんやり”あずきかき氷 女性三代で営む甘味処の看板娘90歳
記事投稿日:2026/08/02 11:00 最終更新日:2026/08/02 12:34
甘味処として60年以上続く和カフェ「まるか村松商店」の“看板娘”。左から孫の加奈子さん、加寿子さん、娘の弘美さん(撮影:水野竜也)
朝7時、店の奥の厨房に入ると、釜の中で小豆が静かに息をしている。粒のそろった北海道産の小豆が水から火にかけられ、ぷつ、ぷつ、と小さな泡が上がる。沸いたら一度火を止め、30分ほどおいて豆をふくらませる。最初の煮汁はあく抜きのために流し、もう一度水を入れて、やわらかくなるまで煮る。小豆を取り出して指でつぶれるころ合いを見て、ザラメを加える。さらに水飴を流し入れると、釜の中の...