バックストリート・ボーイズ プレミアムイベント in Japan @ ラゾーナ川崎プラザ
わずか1週間ほどの滞在中、テレビやラジオの出演に、セカンドシングルのプロモーションビデオ撮影と大忙しだったバックストリート・ボーイズ。そんな中、最も大勢のファンと触れ合うことのできた機会といったら10月1日(木)、川崎にある『ラゾーナ川崎プラザルーファ広場グランドステージ』で行われたプレミアムイベントにだったに違いない。“音楽の街川崎”をスローガンにしている川崎で、ラゾーナ川崎がオープンして3年の間に、様々なミュージシャンがこのグランドステージに立ったが、今まで言われていた“羞恥心”や“水谷豊”が登場したときの観客動員数をはるかに超え、なんと洋楽アーティスト初にして、1万4千人もの人が集合、記録を簡単に破いてしまったのだ!
連日の雨が降ったり止んだりのはっきりしない天気を心配して、レコード会社のスタッフの方々は、1000枚の合羽を用意したそう。しかし今宵の天候はバックストリ―ト・ボーイズに見方をし、過ごしやすい穏やかに過ぎる夕暮れの中、誰もが4人の登場を待っていた。
18時が少し過ぎたころ、MCが登場しバックストリートリート・ボーイズの名前を叫ぶと、1曲目「Everybody」のイントロと同時にメンバーが元気よく登場した!バックストリート・ボーイズのアンセム曲とも言えるこの曲に、帰宅途中のサラリーマンも足を止め、
ラゾーナ川崎で働く店員さんたちも出て来て、この大観衆の盛り上がりに参加していた。
「ハロートウキョー!(注*ここは川崎だよ!?)俺たちはバックストリート・ボーイズだぜ!みんなに会えなくて寂しかったよ~!みんなニューアルバムはどう?買ってくれた?次の曲はその新作『THIS IS US』から「Bigger」だよ」というA.J.の第1声に続き2曲目へ。さすがだな~と感心したのは、4人が立ってやっとのこの狭いステージにも関わらず、まるでドームと変わらないダンスと歌のパフォーマンスを披露しいること!バラードの曲をアカペラで静かにパフォーマンスするのと違い、右へ左へジャンプして観客を煽っている姿は、16年間ずっと一緒に活動を続けてきた4人の、息のあったプロ魂を垣間見た瞬間だった。3曲目の「I Want It That Way」では、ニックは着ていたジャケットを脱ぎ、TATOOの入った鍛えられた腕を露わに!コーラス部分はもちろん会場が一体化し、大合唱となった。「最後の曲はニューアルバムからの1stシングルの「Straight Through My Heart」、ファンの皆の前披露するのは、今日が初めてだよ」とブライアンがコメント。最前列に早くから陣取っていたファンにむけて投げキッスをしてみせた。「ひとりでも多くの人に見てもらいたい」というメンバーの希望で選ばれたこの会場には、バックストリート・ボーイズの長年のファンのみならず、買い物途中の親子、学校帰りの制服を着た女の子たち、食事に来たカップルなどが、ステージ上の4人を360度取り囲み、その誰をも満足させる大イベントとなった。20分ほどのライブパフォーマンスの後は、トークショウが行われ、お昼から場所を陣取っていたというファンに「ランチはちゃんと食べられた?」とニック心配する場面も。「ウェンディーズならみんなにおごってあげられるかな?」と笑わせていた。またなんと集まった観客とメディアにむけ、来年2月に東京・神戸・名古屋にて計8回、来日公演を行うことが決定したと発表!これにはファンも大喜び!「ブラック&ブルーツアーを彷彿とさせる、ダイナミックでシアトリカルなショーになるよ」とのこと。期待大だ!
今夜、この場所でバックストリート・ボーイズのパフォーマンスを観られたなんて、今後あるかどうかのとっても貴重なイベントだった。集まった観客にむけて御礼を述べ、MCがイベントを締めようとしたところをニックが、「みんな美しいです。ずっと僕たちのことを待っていてくれてアリガトウ!これからもサポートを宜しくお願いします!」と遮ってまでも伝えたい気持ちがこちらにも良く伝わって、みんな嬉しい気持ちで会場を後にした。
【撮影:永田理恵(女性自身)】【読者投稿写真】