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People/YouTube

 

NFLの優勝決定戦、第48回スーパーボウルが米国時間2日に開催され、シーホークスが快勝を収めた。毎年最高視聴率を記録するスーパーボウルは、全国民が一体となるお祭りだ。その試合は言うまでもなく、試合前の国歌斉唱、人気アーティストのライブが行われるハーフタイムショーはまさに熱狂とも言える盛り上がりを見せる。今年はオペラ歌手のルネ・フレミングが国歌斉唱を務め、ハーフタイムショーにはブルーノ・マーズが登場し、Red Hot Chili Peppersのアンソニー・キーディスと共演した。

 

前置きが長くなった。スーパーボウルのハーフタイムショーといえば、やはり真っ先に思い出してしまう人はジャネット・ジャクソンだろう。10年前の2004年、ジャスティン・ティンバーレイクとのデュエット中に右胸部分のブラジャー部分が外れて乳首が露出、この瞬間を1億4000万人の視聴者が目撃してしまったのだ。神聖なスーパーボウルにわいせつなパフォーマンスとは何事かと全米から抗議が殺到、訴訟にまで持ち込まれたこのハプニングは、当時全世界のメディアを騒がせた。

 

しかし、この事件はただの“黒歴史”では終わらなかった。世界に与えた33もの影響をPeople誌が挙げている。この中からインパクトの強いものを紹介しよう。

 

1 実業家のジョード・カリムは、この事件の動画をネット上で検索するのに苦労したため、動画共有サイトを作ろうと決めた。これが後のYouTubeである

2 このライブを企画したMTVは今後一切スーパーボウルに携わることを禁じられる

3 ジャネット・ジャクソンが「2004年に最も検索された人」に

4 2007年にジャネットが「インターネット史上最も検索された人」「最も検索されたニュース」でギネス記録

5 ジャネットはその年のグラミー賞受賞式への出席を禁じられる

6 今では一般的となった、下着が透けたり、乳首が浮いたりといった衣裳の不都合を指す「wardrobe malfunction」という言葉はこの時に生まれた。2008年には辞書に登録される

7 グラミー賞やアカデミー賞の生中継における遅れが増えた

8 2011年のブラック・アイド・ピーズまで女性アーティストがハーフタイムショーに登場しなかった

9 CBSが55万ドルの罰金を科せられる(2011年にはこの判決は無効となった)

10 ソープオペラの性描写に対する取り締まりが強化された

11 ハーフタイムショーの舞台裏を追ったMTVのドキュメンタリー番組が完全にお蔵入り

12 毎年恒例となっているランジェリーメーカーVictoria’s Secretのファッションショーのテレビ中継が中止

13 エンタテインメントコンテンツを配信する際のガイドラインが定められた