昨年の第85回アカデミー賞授賞式に出席したダニエル・ラドクリフ(右)
Todd Wawrychuk / ©A.M.P.A.S.
ショウビズ界で目覚ましい活躍をした人々の名が刻まれた星が並ぶ「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェイム」に、今年も30人の新顔が仲間入りする。
アカデミー賞2冠のクリストフ・ヴァルツや、今年のグラミー賞で4部門を受賞したファレル・ウィリアムスなど、米国エンターテイメント界を代表するビッグネームがずらりと並ぶ中、世界一有名なビーグル犬ことスヌーピーもこの栄誉に浴した。人間ではない歴代受賞者には、ミッキーマウスやくまのプーさん、ゴジラなどがいる。
ウォーク・オブ・フェイムの選出委員会チェアマンのモーリーン・シュルツは、「娯楽産業を代表する新しい顔ぶれがウォーク・オブ・フェイムに追加されました。ハリウッドのコミュニティ、および世界中からハリウッドを訪れるファンにとっても大きなニュースとなるでしょう」と、人選に自信をのぞかせた。
24歳で星に名を刻むことになったダニエル・ラドクリフは、史上最年少とはいかないまでも、今回の30人の中では最も若い。
30人の受賞者リストは以下のとおり。
●映画
・レイモンド・チャンドラー(故人):作家・脚本家。代表作に『深夜の告白』など。
・ボブ・ケイン(故人):バットマンシリーズの生みの親
・ウィル・フェレル:コメディアン・俳優。『俺たちフィギュアスケーター』など。
・ジェニファー・ガーナー:女優。夫はベン・アフレック。
・ピーター・ジャクソン:映画監督・プロデューサー。『ロード・オブ・ザ・リング』『ホビット』シリーズなど。
・ダニエル・ラドクリフ:俳優。『ハリー・ポッター』シリーズ主演。
・ポール・ラッド:俳優。『40男のバージンロード』『ウォールフラワー』など。
・スヌーピー:チャールズ・モンロー・シュルツが生み出した犬のキャラクター。
・メリッサ・マッカーシー:女優。『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』でアカデミー助演女優賞ノミネート。
・クリストフ・ヴァルツ:俳優。『イングロリアス・バスターズ』『ジャンゴ 繋がれざる者』でアカデミー助演男優賞受賞。
・エウヘニオ・デルベス:メキシコのスター俳優。
●テレビ
・セス・マクファーレン:『ファミリー・ガイ』のプロデューサーとして。
・クリス・オドネル:俳優。『NCIS:LA 〜極秘潜入捜査班』主演。
・ジェームズ・L・ブルックス:『ザ・シンプソンズ』プロデューサー
・ケン・エーリッヒ:プロデューサー・ディレクター。グラミー賞授賞式のEPを務める。
・ボビー・フレイ:料理人。『アイアン・シェフ』などに出演。
・ジュリアナ・マルグリーズ:女優。『ER緊急救命室』のキャロル役、『グッド・ワイフ』のアリシア役など。
・ジム・パーソンズ:俳優。『ビッグバン★セオリー/ギークなボクらの恋愛法則』シェルドン役など。
・エイミー・ポーラー:女優・脚本家・プロデューサー。『サタデー・ナイト・ライブ』レギュラー出演。
・ケリー・リパ:女優・司会者。朝のトーク番組『Live! with Kelly and Michael』のホスト。
・ソフィア・ヴェルガラ:コロンビア人の女優。『モダン・ファミリー』グロリア役など。
●音楽
・ドクター・ルーク:プロデューサー。
・クール・アンド・ザ・ギャング:ソウル・R&Bバンド。
・ピットブル:ラッパー。
・アル・シュミット:レコーディングエンジニア。
・ファレル・ウィリアムス:プロデューサー・アーティスト。
●ラジオ
・ラリー・エルダー:ラジオパーソナリティ。
●舞台
・クリスティン・チェノウェス:女優・歌手。『Wicked』などでブロードウェイに出演。テレビドラマへのゲスト出演も。
・ディック・グレゴリー:コメディアン・作家。
・エンニオ・モリコーネ:作曲家。