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(C)Sony Pictures Entertainment

ジェームズ・フランコとセス・ローゲンの仲良しコンビが手がけた最新作『The Interview』が、北朝鮮当局の逆鱗に触れてしまったようだ。金正恩総書記へのインタビューを取り付けることに成功したテレビ局スタッフが、CIAから総書記の暗殺ミッションを課せられるというコメディなのだから無理もない。

 

劇中での総書記は本人同様のツーブロックヘアで葉巻をふかしながらふてぶてしい独裁者ぶりを発揮。北朝鮮を「世界で最も危険な国」と名指ししつつも、あらゆる要素を笑いに変えてしまっている。題材が題材だけに物議を醸すことは予想されていたが、総書記のスポークスマンで朝米平和センター所長を務めるキム・ミョンチョル氏が英Telegraph紙のインタビューに応え、怒りを露わにしている。

 

「アメリカ政府および社会はやけになったのか。この筋書きには皮肉が満ちあふれている。この暗殺映画は、今までアメリカがアフガニスタンやイラク、シリア、そしてウクライナでやってきたことがそのまま投影されている。誰がジョン・F・ケネディを殺したのか、思い出すべきだ。アメリカ人だっただろう。オバマは米国軍に殺されないよう、せいぜい気をつけよ」。

 

しかし、当のローゲンはそんな警告はどこ吹く風だ。「金正恩が『The Interview』を見るらしいよ。気に入ってくれるといいな!」とのんきにツイートしている。本作の米国公開は10月10日。日本ではDVDスルーされるケースが多いローゲン作品だが、ぜひ劇場で見てみたいものだ。

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