image

(C)RR Auction

著名人のメモラビリア(記念品)は、オークションの華だ。つい先日も、ボブ・ディランが「ライク・ア・ローリング・ストーン」の歌詞を手書きしたメモが2億円を超える高値で落札され、話題をさらった。かたや、ちょっと地味なアイテムも売買されている。

 

フランク・シナトラがまだ無名だった19歳のときに初めて取得した自動車運転免許証が、ボストンのオークションハウスで競売にかけられた。落札価格は15,757ドル(約160万円)。この免許証は1934年4月16日にニュージャージー州で交付されたもので、名前は「フランシス・シントラ」と間違って綴られている。

 

興味深いのは、免許証そのものよりも“おまけ“の方だろう。シナトラは1940年に自動車事故を起こしたが、その相手側の弁護士が州の自動車管理局に向けて書いた手紙が、オークション出品に際し、この免許証に添えられてた。「シナトラ氏は和解金を支払うことに同意したが、まだ7.50ドルしか支払われていない。165ドル全額をこちらが受け取るまで、シナトラ氏の免許証を無効にするべきだ」といった内容で、この頃すでにプロデビューしていたシナトラが金を踏み倒そうとしていたことがわかる。

 

落札者の素性については明らかにされていない。