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BBC

 

英国のシンガー、モリッシー(55)が過去4度にわたりがんの治療を受けていたことを明らかにしたとBBCやTIMEなど複数のメディアが伝えている。ここ数年のツアー中止は健康問題によるものであったという。

 

スペインの新聞「El Mundo」のEメールインタビューに応え「俺は4回、がんを取ってきた。でも、それがどうした。死ぬときは死ぬんだ。死なないなら生きる。ここに座っている今はとても気分がいいよ」と綴った。

 

モリッシーは月曜、ポルトガルでヨーロッパツアーをスタートさせたばかり。健康状態に不安はあるものの、全力を尽くすと約束した。

 

昨年英国でのコンサートを数回キャンセルしたことに加え、6月に呼吸器の感染症で入院したこともあり、モリッシーの体調が思わしくないことは周知の事実となっていた。しかし、それががんであったことは今まで明かしてこなかった。がんのタイプについては言及されていない。

 

モリッシーは1959年英国に生まれ、1982年にギタリストのジョニー・マーと共にバンド「ザ・スミス」を結成。世界的な人気を博したがメンバー間の不仲により1987年に解散した。その後はソロに転向し、シンガーとして華々しい成功を収めている。

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