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Yoko Ono のFacebookページより
左からショーン・レノン、オノ・ヨーコ、シンシア・レノン、ジュリアン・レノン

ジョン・レノンの1人目の妻シンシア・レノンが75歳で死去した。晩年はがんとの闘いであったという。ジョンとの間にもうけた1人息子ジュリアンに看取られ、1日にスペインの自宅で息を引き取った。訃報を受け、オノ・ヨーコがFacebookで哀悼の意を表している。

 

レノンはシンシアと結婚していた1966年にアーティストのオノ・ヨーコと出会い、彼女に心酔。お互い配偶者と子どもがありながらも2年後には同棲を始め、既に破綻していた夫婦関係は1968年、離婚により幕を閉じた。

 

“W不倫”の末の“略奪婚”というスキャンダラスな関係を、当然と言うべきか世論は歓迎しなかった。東洋人差別もありヨーコはひどいバッシングを浴び、今も「欧米で最も有名で、最も嫌われている日本人」という立場に変わりはない。

 

ヨーコとショーン・レノン、そしてシンシアとジュリアンで撮った写真と共にFacebookに掲載されたヨーコの追悼文をここに引いてみよう。

 

「シンシアの死に非常に驚いています。彼女は素晴らしい人であり、ジュリアンにとって良き母でした。生きることへの情熱を持っていたあなた。私は、私たち二人がビートルズファミリーの中で確固たる姿勢を貫くことを誇りに思っていました。大いなる悲しみのときにあるジュリアンに、私と共に愛と支援を送りましょう」

 

これが非常に不評を買っている。Mail Onlineに寄せられたコメントは、そのほぼ全てがシンシアへの追悼とヨーコを糾弾するものだ。

 

「黙れヨーコ。いいからジュリアンにジョンの遺産をやれよ」

 

「こんなコメントをするヨーコの神経が信じられない。彼女もジョン・レノンもひどいヤツだった。ジュリアンのために祈ります」

 

「シンシアとジュリアンはヨーコ・オノのせいで本当に苦労したと思う。安らかに眠ってほしい」

 

「ヨーコはジョンが結婚していることを知っているのに身を引かなかった。クソみたいな女だ」

 

「オノはまだお呼びじゃないところに顔を突っ込むクセが治ってないんだね」

 

ごくわずかに、ヨーコを支持する声も散見されるが「オノ・ヨーコってとっても美しいね! ジョンがシンシアを捨てて彼女に走ったのも納得だよ」「おまえヨーコだろ」ときれいにオチがついている。

 

母への非難はショーンにも飛び火し、「ショーン・レノンの見た目ってシリアルキラーみたい」という「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」を地で行くコメントもある。

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