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David Lynch / Twitter

昨年10月、25年ぶりに『ツイン・ピークス』の新シリーズ製作を発表し、ファンを驚喜させたデヴィッド・リンチが監督を降りる事態となった。

 

リンチはTwitterで「Twitterの友人たちへ。Showtime(シリーズを製作するTVネットワーク)は『ツイン・ピークス』の生命維持装置を外してはいません」と前置きした上で、「1年4か月に渡る交渉の末、私はプロジェクトから外れることにしました。理由は脚本を執筆することに対し示された報酬が、必要としている額に届かなかったからです」と、自ら降板を公表。「この週末から、僕が監督しないということを俳優陣に連絡し始めました。しかし、『ツイン・ピークス』のプロジェクトは健在です」「『ツイン・ピークス』の世界を愛していますし、うまくいくことを願っています」とつぶやきを続けた。

 

これを受け、Showtime側は「デヴィッド・リンチの声明を読み、悲しく思います。デヴィッドの代理人と、互いの妥協点を目指し交渉を重ねていた矢先でした。Showtimeも『ツイン・ピークス』を愛しています。今でも、栄光に満ちたこの作品を、デヴィッド・リンチとマーク・フロストという二人の才能あるクリエイターと作るという希望を捨ててはいません」とコメント。

 

1月にはオリジナル版でFBIのクーパー捜査官を演じていたカイル・マクラクランが同役で復帰することが決まり、2016年の初回放送を目指して今年中のクランクインが予定されていた。しかし先月、プロジェクトが難航しているとの報道もあり、新生『ツイン・ピークス』の前途に立ちこめる暗雲はますます色濃くなっているようだ。