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(C)Us Weekly

ユタ州生まれの女性エリザベス・スマートさん(27)が3カ月前に女児を出産していたことがわかった。

 

エリザベスさんは2002年、14歳のときにユタ州ソルトレイクシティの自宅寝室から誘拐された。犯人は夫婦の二人組で、夫がスマートさんを“2番目の妻”として性的に虐待、妻は彼女を奴隷のように扱っていた。有力な証言が得られるも地元警察が動かなかったため、エリザベスさんの両親は犯罪に関する情報を視聴者から募る人気番組「America’s Most Wanted」に犯人の似顔絵を持ち込んだ。

 

その影響力は絶大だった。オンエアを見た犯人の前妻の子供から写真と本名が提供され、この写真を元にさらに協力を呼びかけると、不審な三人組の情報がもたらされた。これが決定打となり、犯人ブライアン・ミッチェルとその妻が逮捕され、9カ月ぶりにエリザベスさんは保護された。

 

わずか14歳で拉致、監禁され、連日のように性的暴行を加えられるという悲惨な体験をしたエリザベスさんだが、2006年ごろから講演や手記などを通じて性犯罪被害者の支援活動を行っている。2012年2月には長年交際していたマシュー・ギルモアさんと結婚。そして今年になり、第一子となる女の子を出産したことを彼女の父エド・スマートさんが公表した。

 

スマートさんは愛娘を襲った悲劇が再び繰り返されぬよう、性目的の人身売買を撲滅する活動に従事している。

 

「我々は犠牲になったあらゆる人々が生きのび、成功し、夢をみつけ、人生における新たな希望を見出すことを願っています」と語るスマートさん。クロエと名付けられた赤ちゃんは、家族のかけがえのない希望となるだろう。