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Tina Marie Asikainen/Facebook

ペットの持ち込みを禁じる飲食店は多いが、盲導犬や介助犬はその限りではない。しかし、ノルウェーのマクドナルドで、店員が盲導犬を連れた女性とその幼い娘を追い出すという許しがたい行為に及んでいたことがわかり、波紋が広がっている。

 

ノルウェー・フレドリクスタに住む目の不自由なティナ・マリー・アシカイネンさんは、レックスという名の黒毛のラブラドール・レトリバー、5歳になる娘と共にマクドナルドを訪れた。カウンターでフードを受け取り、席について食べ始めようとした矢先、スタッフから犬を連れていると理由で店を出るよう言われたという。

 

レックスは白いハーネスを着けており、それには蛍光色で「盲導犬」と大きく記してあった。アシカイネンさんはハンドラーとしての身分証明書を提示し、レックスが盲導犬であることを店員に説明しようとしたが店員は聞く耳を持たなかったという。ローカルニュースサイトNRKの取材に、アシカイネンさんはこう語る。

 

「彼らは私が差し出したものに何の興味も示しませんでした。きっと店内にはたくさんのお客さんがいたはずなのに、5人ほどの店員に大声で出て行けと言われ、思わず泣き出してしまったんです。普段はそんなことしないのに」

 

アシカイネンさんは事の顛末をFacebookに書き込んだ。これを知ったノルウェーのマクドナルドのスポークスマンは「これが真実であるならば遺憾に思います。起こって良いことではありません」と謝罪。マクドナルドではいつも親切にしてもらっていたという彼女は、この対応に謝意を表しながらも、追い出したスタッフが「誤解だ」と主張していることに怒りを隠さない。「障害者が盲導犬を連れて入店することを、店舗側は差別、拒否してはならない」というノルウェーの法律に抵触するとして、このスタッフを告訴するつもりだという。

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