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米カリフォルニア州に住むジェイレン・ベイリーは、8歳にして実業家としての顔を持つ。

 

彼がCEO兼シェフを務める「ジェイレンズ・ベーカリー」はクッキーやマフィンを作って販売する会社だ。

 

「たくさんお金を稼いで、家を買うんだ。僕とママが幸せに暮らせる家をね」

 

ジェイレンがお菓子作りを始めたのは5歳のとき。その工程は大好きな理科の実験に似ていて、みるみるのめり込んでいった。自分でレシピを工夫しながらチョコチップクッキーやバナナマフィン、カップケーキなどを作り続け、先月1日に販売業に乗り出した。

 

クッキー、スノーボールは12枚で10ドル、マフィンは6個で10ドル、ジャーケーキは1つ15ドルで、約1か月で200ドルも稼いだという。

 

ジェイレンの母シャロンダはシングルマザー。女手一つで息子を育ててきた。今はベビーシッターの仕事をしながら、ジェイレンのビジネスをサポートしている。今2人はフレズノにある小さなアパートに住んでいるが、いつかは大きな家に引っ越すことを夢見ている。

 

近所には配達もしており、ショップのウェブサイトには「このあたりに住んでいる人は、どうぞママに電話してください。喜んでオーダーをうけたまわります」と可愛らしい案内がある。しかし、彼はさらなる成長を目指している。8月3日にオンラインオーダーと国内への発送システムを構築するためのクラウドファンディングを起ち上げたのだ。1万ドルを目標としているが、10日の時点ですでに2,690ドルが寄付されている。

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