写真:ロイター/アフロ
来年1月20日に行われる大統領就任式で、ドナルド・トランプ氏は正式に第45代合衆国大統領となる。大統領一家は就任式前にワシントンD.C.のホワイトハウスに引っ越すのが通例となっているが、今回はしばらく大統領が”単身赴任”することになりそうだ。
20日付けのニューヨーク・ポスト紙は、次期ファーストレディとなるメラニア(46)と、その息子バロン(10)が、現在居住するニューヨークのトランプタワーにとどまることになると報じた。先週には、トランプ氏本人もホワイトハウスへは転居せず、トランプタワーを公邸として使用する計画があるらしいと複数の媒体が騒いでいたが、どうやら大統領だけはホワイトハウスに住むことを了承したようだ。メラニアにファーストレディとしての仕事が発生したときは、必要に応じてワシントンD.C.へ呼び出すことになる。
ポスト紙によるとトランプ夫妻は、バロンをアッパー・ウエストサイドの私立小学校から学期途中で転校させることを避けたいという意見で一致。少なくとも、来年6月に4年生を修了するまでは引っ越しを延期することに決めたという。長く熾烈な大統領選挙は、トランプ家に大きな変化をもたらした。まだ幼いバロンにも注目が集まり、今では母とランチをとるにもシークレットサービスによって包囲される始末。メラニアはバロンを巻き込むことになる混乱を最小限に抑えることを望んでいるという。
関係者は、「バロンの5年生進級に合わせて、ワシントンD.C.へ引っ越すかもしれないが、まだ確定はしていない」と話している。