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ABC The View

 

ウーピー・ゴールドバーグがホストを務める米ABCのトークショー「The View」に、デザイナーのトム・フォードが出演。次期ファーストレディとなるメラニア・トランプからの衣装提供依頼を断っていたことを明かした。

 

「メラニア・トランプはどう思う? キレイだし、スマートよ?」と水を向けられたフォードは、「ああ、何年か前に衣装の提供依頼があったんだけど、断ったんだ。彼女は必ずしも、僕のイメージではなかったからね」と正直に答えた。

 

フォードは民主党員であり、先の大統領選ではヒラリー・クリントンを支持していた。彼女がまさかの落選を喫したときは心から落胆したというが、もし史上初の女性大統領が誕生していたとしても、フォードは自分の作る服を着てもらおうとは思っていなかったという。

 

「たとえヒラリーが勝っても、彼女は僕の服を着るべきじゃない。高すぎるからね。悪い意味じゃないよ。意図的に高くしているわけじゃなくて、僕の作品は作るのに本当にコストがかかるんだよ。もし、メラニアが高価な意匠を排除して作ってくれと頼んできたら、僕は応えただろう。たくさんの人と会う立場にある人は、飛び抜けて高い服を着るべきではないと思う」

 

2011年にミシェル・オバマがバッキンガム宮殿の晩餐会に出席したときは、フォードがドレスを作ったが、これは皆が正装する場でのケースであるため、フォードの主張に矛盾はない。

 

英国のキャサリン妃しかり、各国王室や大統領一家のファッションは常に注目を集める。着用した洋服が売れすぎて店頭から姿を消すこともあり、今メラニアに服を提供したいデザイナーはごまんといるはずだ。それとは対照的にデザイナーとしての矜持を貫いたフォードの発言に、スタジオは大きな拍手に包まれた。

 

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