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国家統計局が毎年まとめているイングランドおよびウェールズにおける赤ちゃんの名付けランキングの最新版が発表された。2016年で最も多くの子どもに付けられた名前は、女の子が「オリヴィア(Olivia)」、男の子がオリヴァー(Oliver)だった。

 

「オリヴィア」は5,017人で2015年1位の「アメリア」を下し、2位からトップへ。アメリアは4,777人だった。「シャーロット」は2015年から13ポイントアップの12位。王女の誕生で、にわかに人気が高まった。今回TOP100に初登場したのは「フェリシティ」「アイリス」「リディア」の4つ。

 

男児の「オリヴァー」は6,623人で4年連続の1位。2位はハリー、3位はジョージと王室関連の名前が続く。ウィリアムは11位だった。10年前と比べると、6位のノア(41ポイント)、8位のムハンマド(35ポイント)、10位のオスカー(36ポイント)が大躍進を遂げている。ムハンマドは言わずと知れたイスラム教の開祖の名前で、3,908人に名付けられた。

 

育児情報サイト「チャンネルマム」のショーハン・フリーガードは、「男の子の名前で順位を上げたフィンとエズラは、遠い遠い宇宙の名前ですね。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の登場人物です。女児で33ポイントアップのアリア(Aria)は『ゲーム・オブ・スローンズ』の影響でしょう。厳密に言えば綴りはAryaですが、親御さんが現代風にアレンジしたのだと思います」と分析。映画やドラマの人気が名付けに大きく影響していることがわかる。

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