マムフォード&サンズのテッド・ドウェインが脳血栓の緊急手術からの回復に向けて自宅療養中だ。同バンドでベースを担当する現在28歳のテッドは先週、CTスキャンの検査で脳の表面に血栓が見つかったために緊急手術を受けていたが、その手術も無事に終わって現在は回復の方向にあるようだ。
テッドはバンドの公式ウェブサイトに、手術のために刈り上げた頭の写真を添えて、「傷のある頭でゴメンよ!暖かい応援のメッセージありがとう。みんなのおかげで無事に乗り越えられたよ!今はもう家に帰れたんだ」とファンに感謝の気持ちを伝えている。
先週10日(月)に急遽入院したテッドは13日(木)に退院していて、マーカス・マムフォード、ベン・ラヴェット、ウィンストン・マーシャルら残りのバンドメンバー達は、この辛い苦境を乗り切ったテッドのことをヒーローだと褒め称えている。それどころか、メンバー達はテッドに本当に脳みそがあったことが「医学的に証明された」ともジョークを飛ばして、その回復を喜んだ。
ただ、マムフォード&サンズは今回、テッドの回復の朗報が入ったものの、ボナルー・ミュージック&アーツ・フェスティバルやテルライド・ブルーグラス・フェスティバルへの出場を含め「サマー・スタンピード」ツアーの全米公演も複数キャンセルせざるを得ない状況になってしまっている。しかし、来週末の28日(金)から30日(日)にかけて行われる英グラストンベリー・フェスティバルでは今のところ予定通り最終日にヘッドライナーを務める模様だ。