スティーヴィー・ワンダーが、『Xファクター』ファイナリストであるジャーメイン・ダグラスの来月発表となるデビューアルバムに参加した。メジャーデビューを目前に控えた若手のジャーメインが大御所のスティーヴィーと今回デュエットしたのは、ホイットニー・ヒューストンによるゴスペル曲『ギブ・アス・ディス・デイ』のカバー曲だ。

 

ジャーメインは「ホイットニーのファンの大部分ですら、このゴスペルに彼女が手を加えた曲を意外と知らないんだよ。でも僕のお気に入りの1曲だし、力強いサウンドだから、是非トライしてみようって思ったのさ」「でも別の切り口が必要だと感じて、この曲で誰と一緒にデュエットしたいかって聞かれたから、小さい時から僕にとってヒーローだったスティーヴィー・ワンダーでお願い、って言ったんだよ」「僕のマネージャーから、スティーヴィーが僕の歌声を気に入ってくれて、しかもこの曲でハーモニカを演奏したいって言ってると聞いた時は信じられなかったよ。世界の七不思議ならぬ、八番目の奇跡とも言えるまさにワンダーな彼と一緒に仕事ができるなんて本当に幸せだよ」と喜びを語っている。

 

そんなジャーメインは今回のカバー曲集となるデビューアルバムで、『Xファクター』でジャーメインのメンター役を務めたニコール・シャージンガーと『グレイテスト・ラブ・オブ・オール』のカバーも収録している。

リードシングルの『タイタニウム』を含め、10曲収録となる『ラブ・ネバー・フェイルズ』は来月22日にリリース予定だ。

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